数年前に雑誌連載版を一度だけ読んだことがあり、記憶喪失モノであることは覚えていたものの、細かいところは忘れてしまったので、SALEを利用して購入。
不慮の事故により、幸彦のことだけ忘れてしまった閑と記憶を失った閑と離れようとする幸彦の気持ちのすれ違いが切なくて堪らない。
事故の直前、幸彦がなぜあんなことを言い出したのか、かなり重いテーマを含んでいるはずなのに、あっさり描かれた印象になったのが残念。
記憶喪失を題材にした作品としては王道中の王道ではあるけれど、パティシエである閑が作るスイーツが過去と現在の二人の思い出に生かされていたり、指輪の使い方も強引な感じが少なくてそこは良かったなと思う。