このレビューはネタバレを含みます▼
吸血鬼な少年王。ダークファンタジーが読みたくて。
実在する教皇や十字軍が出るので、中世に仮想王国を織り込んだ世界観かなと思いきや。ルブリンって王国をwikiったらポーランドの前身だったのかな?って感じでした。歴史的エッセンスも感じられる点が良い。
と途中まではそう思ってたんだけど…。2巻じゃ完結させようの無い話の広がり様に不安を抱き、それが見事的中しちゃいました。
モヤモヤどころじゃない、何も回収しないままバツッと終わった。ここまで強引な終わり方は逆に中々お目にかかれない気がします。ショック。
打ち切りでしょうが、途中まではバッドエンドを思わせる不穏な感じが好きでした。