このレビューはネタバレを含みます▼
一流の声優を目指すキラキラした主人公の前に、続々と容赦なく仕事に関連する壁が立ちはだかっているところを見ていると、世の中のリアルを痛感するとともに、小山田を応援したくなります。内容に実在する人の経験が反映されていることもあって、説得力も強く感じられます。アニメやゲーム、ネットなどの世界で多くの声優の方々がご活躍されていますが、彼らが通ってきたオーディションという関門は、受験者たちにとって大きな登竜門であることを深く知ることができました。ようやく手にした仕事には、自らの出せる能力すべてを発揮して、頑張ってほしいと思います。