ネタバレ・感想あり茶々恋々~桐生茶道具専門店~のレビュー

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ぜひ読んでほしいな
ネタバレ
2018年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 衝撃的でしたが元凶が意外にあっさり引いたりして、これで落着したんだよね…?と不安は拭えない。何も分からず読んでいた1回目とは違って、すべてを知った上で読む2回目は、いちいちどんな気持ちで言っていたんだろうと思いを馳せてしまう。何を恨んだらいいのか、何のせいにしたらいいのか、どうすればいいのか…やるせなくて複雑な気持ちがぐちゃぐちゃと体を占めて辛かった。主人公同様、どうにかしたいという気持ちが募る一方で全く良策など浮かばず途中は苦しかった。主人公のことも桐生のことも好きだったから。私には真意が分かりかねるし、どうしても父親が憎い。許せない。伊織に対しても桐生を思うなら家を捨てずにいたら救えたんじゃないのかとか、主人公についてもあの様を見てただ事じゃないと分かったはずなのに、あれを見て続けられる神経が分からないとか思ってしまったり。というか、そこだけは主人公の人物設定と矛盾する行動な気がする。桐生の態度がもっと違えばそうしたかもしれないが、他の誰がそういう行動をしても仕方ない状況であっても、主人公はしないという方が自然だったと思うのだが。僅かながら見れた穏やかで幸せそうな二人の姿を嬉しく思う。主人公と結ばれた時の桐生さんは可愛くて綺麗でエロかった。これからは主人公と甘々な日々が送れるといいな。思いの丈を書いていたら長くなってしまった。上手くこの作品の魅力を伝わっているか不安ですが、本当に主人公と桐生は魅力的だし、ストーリーも引き込まれるので、二人のことを好きになっちゃうと思うし、ぜひ読んでほしいです。
伝統和物世界。お話はざっくり。
2018年1月27日
180ページ、1冊表題作(後日談おまけ4p付)。

お茶の世界で、影ある美人と年下ワンコのお話でした。
ざっくりと読めますが、いまいち盛り上がりどころがピンとこなかった。

お道具家の若き主人の過去が後半見えてくるけど、その後の行動も根本的解決にはいたっていないし、全体的に中途半端なような。

とはいえ、1冊同じ話で着物美人。
お道具や生菓子も登場、お茶や和物が好きな方にはそれだけで楽しいかも。
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作家名: キサユキ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 竹書房