ネタバレ・感想ありSHIMAVARA シマバラスペシャル版のレビュー

(4.8) 5件
(5)
4件
(4)
1件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
読んでよかった
ネタバレ
2024年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物が多く、内容が複雑なので1回読んだだけだと分かりにくいかもしれません。私は続けて2回読みました。凄絶な歴史と信仰心を絡め、どちらが正義なのかを単純に計れない戦いを克明に描いている作品です。キリシタンとして生きた当時の人たちの魂が入り込んだような儚くも強い思いを感じました。出版社50%オフクーポン利用。
時代の波にのまれた悲劇
2023年9月4日
やっと最後まで読めました。リアルタイムでは2
話、3話辺りでなかなか掲載されず、半ば諦めていました。藤田先生、しっかり実力のある方なのでもっと評価されてほしいです。こんなに臨場感のある作品があるのに。当時の記憶ではもっと残忍な場面があったのですが、改稿があったのですね。見開きの美しい天草四郎とSHIMABARAのタイトルのカッコ良さに当時やられてしまい、ずっと心の中にあった作品です。
短く切ない彼の人生にそっと寄り添いたくなります。
世界観に引き込まれます
2022年9月16日
本当の事はもう誰にもわからないけれど、こんなせつない天草四郎時貞がいてもいいと思います。大好きです。幸せになってほしかった。いつまでも愛される題材であって欲しいです。
おもしろかった!
2019年9月8日
歴史は好きなんですが、戦国〜江戸初期は苦手で、島原の乱が幕府にとってどういうものだったのか、この作品でよくわかることができました。鎖国もこの流れで出来上がっていったのですね。
いつの時代も宗教弾圧は嫌だなと思いました。そして、宗教弾圧の裏にいろいろな思惑があるのだなと思いました。
人間を描いた作品
2016年7月10日
島原の乱は、歴史で習っただけの知識しかないのですが、改めてちゃんと知りたいと思いました。なんとなく、歴史上のことというよりも、天草四郎という人間を描きたかったのかな?と思いました。絵も好きです。
レビューをシェアしよう!