ネタバレ・感想あり美しい標的1のレビュー

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「流れ星に祈って」と姉妹ストーリーだった
ネタバレ
2019年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 偶然にも、「流れ星に祈って」を先に読んでおいて良かった。原作を読まないタイプなので、原作者に気が回らず、まさか繋がってる設定とは思いもよらなかった。この順序で正解。
しかし、会社名スペンサー・ナイル社2巻目試し読みで登場した時は「!」、ダラスとヒューストンは同じテキサス州だわ、と。それなら読み通そうとと踏み切った。あちらを読んでこちらを読まない手はない。まして、担当漫画家はどちらも私がHQの世界の華やかさ、美しさ、上級経営者の紳士ぶりを表現できると思っている作家。反対に、こっちのストーリーのマックスのキャラが、「?」で、2巻目の試し読みも先に済ませた(いずれも珍しく申し訳程度の驚くべき短さなのだが)ことは、良かったのか悪かったのか。
こちらのストーリーが意表を突くもので、かなり私的には楽しめたが、流れ星ーの方で解っていたつもりの彼が見えなくなる反面、違うのでは、との違和感も募り、既読の方での彼が念頭にあるところへこの本作の何かを企む人物像と対立し、物語の趣向に乗り切れないのはある。
尤も、予備知識を持たず読んでも、ロマンスの相手役だからなぁとの疑念は抱くだろう。
橋本先生の「流れ星ー」が心理描写が視覚的に訴える工夫があるとするなら、こちらは、謎の男という役どころで彼が動くという、裏にある事を抱えるミステリアスストーリーで引っ張る。

1巻目を読んだところまででは、騙した騙されたの関係。このなかの真実はどこにあったか、それが2巻目の中央に位置するのかと思われる。

星合先生の描かれる男性も、橋本先生の描かれる男性も、どちらも魅力的であり、共通する人物は、両先生の作風が色濃く出ながらも全く違うとも言えない雰囲気も、持ち合わせる。

図らずも姉妹作のような両作品を続けて読めて結構楽しんでいる。(登場人物が姉妹なのではなく、作品の一部がが共通するという意味で、姉妹。)
2巻目試し読みで見覚えある企業が、そのノン・オーガニック成長戦略とスパイ(?)を?と興味を引いていた。あっちの作品との関連、ヒロインはどこまで信じられるのか、など次巻が楽しみだ。

読み直してみて、初見で気になっていたことがやはりまだ残るので書いておく。一頁がひとコマで成り立つ頁がやや多いと感じる。2巻に分かれて贅沢な作りになったかもしれないが、そこを読み手に気にさせたら失敗だ。気にならないように上手く使って欲しい。
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おもしろい!
2008年10月10日
1.2を読みました☆
まず1について。
2の序章的で、ヒロインが恋に落ちるまでを描いています。
ひょんな事から彼と出会いますが、これは仕組まれた出会い。
そうとは知らず、距離を縮めていく。
恋をしないはずのヒロインが、次第に心ときめかせ…そんな矢先、彼の正体が!?
2へ続く…

絵も綺麗で、特に男性が男前!
こんな人に出会えたらな☆
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