ネタバレ・感想ありみんないいこだよ?のレビュー

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みんな隠してる
2024年1月13日
1話目の、地味目な杉村とチャラく見えるけどツンデレな遠山の、それぞれの片思いは思い通りにならずに切ないなぁ。里の好きなタイプが凄くて驚きでした。いろいろ邪魔する遠山をひたすら応援しちゃいました。2話目の、帯田と藤島の2人も切ない。帯田の片想いも藤島も寂しさや嫉妬心や孤独感があって、そんな気持ちを持ってる酷い自分を隠そうとする2人が悲しく切なかった。絵柄は柔らかいのに、内容は心情や感情について激しく奥深くて心が痛みました。3話目で、やっと1話目の3人が幸せになっていけそうで嬉しかった。
みんな毎日必死に隠しているとありますが、大丈夫!みんないいこだよ!と大声で言いたかった。ラストにある、みんなの下校のイラストはよかった!可愛くて泣けちゃいました。
ダブルで面白い
2023年12月11日
作家買い。2話収録。
いやっ、まじでどちらのお話も切なくて面白かった。

大学生3人の好きが一方通行の恋模様で、何度も胸がぎゅっと締め付けられました。切なかったけど、「その先の話」で
光の見える終わり方でだいぶホッとした。

もう1つは、DK同士でどちらも父親に対して愛情ゆえの執着を持っていて…というお話でこちらも切なかったけど優しい終わり方で良かったです。2回目読んだら尚面白い作品だと思います。

いやはやどちらの作品も良作でした。
(総168ページ)
すーっと読むことができます。面白いです。
2022年3月29日
ストーリー作りが得意な作者様と思います。現実のようにどこかすっきりしないことを含めたお話の展開でありながらも、読了感は良いです。爽やか、ではなく良かった、という感想です。作者様の他作品も読み尽くそうと思いました。面白いです。
読み応えあり
2021年1月22日
可愛らしく温かみのある絵柄に対し結構辛辣で優しくない内容とのギャップにちょっとした衝撃を受けた。都合良く、綺麗事もなく、無理矢理ハッピーエンドにねじ込まない流れがむしろ好感が持てて面白かった。
日常の物語
2017年10月18日
なんか…すごい切なかったー!!
でもこれがリアルなのかなー。皆言えない秘密抱えてるんだよね。
絵が好みじゃなかったけどストーリーに引き込まれました。
大きな展開とかないしホントにただの日常の物語なんだけどそれぞれの心の思いがすごく切なくて苦しかった。
ラストページの「その後」で少しだけ光が見えたので皆幸せになってほしいな。
いいよ
2017年9月18日
この作者さん、いいんですよね~期待裏切らなかった。行動の裏の心理描写が卓越。コレも読み応えあります。表題作、是非続き読みたい。これから二人がラブラブになる様子が見たい。ぶっきらぼうな愛情を示す攻め、人見知り根暗な受け。攻めはもう好きだから、受けが自覚して二人の孤独が癒される様が見たい。
表題作+1作品「醜くひかる」
2017年9月16日
「こんな事になるのなら」
大学生3人のお話。高校のときから里が好きな杉村。高校の親友が好きだった遠山。杉村の思いに気が付かない里。それぞれの思いが交差する。ストーリー構成が素晴らしく、ぐっとくる緻密な心理描写で、読んでいつも大満足させられる作者さんです。切ない片想いの悲しい幕切れがくるとき「こんな事になるのなら」と思いを馳せるけれど…。胸がぎゅっと苦しくなる。でも好きになることはやめられない…。それぞれの視点からお話が進むので切なさが増しますが、読みごたえありです。

「醜くひかる」
古典の教師丘山が好きな帯田はクラスメイトの涼司に協力すると言われて…。涼司のアドバイス通り行動する帯田。純粋で一生懸命な姿は可愛かった!二人の関係はまだ未知数だけど、これから深まるに違いない!心がほんわかするようなお話でした。

「その先の話」
その後のお話。杉村視点で描かれています。杉村の笑顔を見ることができて良かった!
作家買い
2017年5月16日
話ごとに視点が変わるので答え合わせみたいな面白さがありますね。似た構成の「2年3組の面々」はそこが少し読み辛かったのですが(登場人物が多いからかも)今作は分かりやすかったです。

絵の可愛いらしさがときに残酷さを引き立てる事もある、と三崎さんの作品を読むと常々感じていましたけど…今作は後味が良いです、タイトル通りの子達でした。因みにタイトルままの作品は無くて、2作品のイメージで担当さんが付けたそうです、良い仕事されたと思います(笑)

意外なのが、掲載雑誌がoperaだったこと。単行本はガトーから出てるんですね。下衆の勘繰りみたいですけど何か事情があったのかな?ともあれこんな良作が埋もれる事なく出版されて良かったです。
★5
2016年12月2日
読んでると心臓がぎゅっとなります。ほんとにみんないいこ。視点が変わる構成もバツグンに効いていて、三崎先生天才だなって再確認。そして最後の描きおろしで全部持ってかれました!
こころ
2016年7月15日
善し悪しは抜きで皆それぞれの想いとかどうしようもない事等、現実的だなと思いました。でも巻末の話があって安心しました。次の話は誰かと心が触れ合い特別になっていく関係、恋になっていくのでしょう。タイトル通りみんな根はいいこだから苦しいんだと思います。
キュンキュンしました
ネタバレ
2017年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両想いの存在しない3角関係を描いた作品。彼女持ちがいるので正確には四角関係かな。一見嫌なチャライ奴!と思ってたキャラがとてもいいこでキュンキュンします。報われなそうで報われる光がきちんとさしていて爽やかな読後感でした。
三角関係?
2017年9月9日
2作入ってます。表題作は一応三角関係かな?ノンケの子が一番良い子だった…彼はずっとあのままでいて欲しい。
同時収録作はなぜか泣けました。好みの二人だったのでちゃんとくっつくまで読みたかった。
『わるいこはだあれ?』はちよっと不穏な感じが苦手でしたが、こちらは割と穏やかで面白かったです。
リアルだけど
2017年5月29日
ままならないとか重さ、残酷さはリアルだけど、あくまでも可愛らしい。これからどうなるのか、続きを読みたくなります。
みんなほんとにいいこでした!
2017年5月10日
これは続きはあるんでしょうか?あるなら読みたいなぁ…まだまだ続きがあっていいんじゃないか、というか読みたい!ってなるお話でした。杉村と遠山はまだこれからって感じだったし、もっと接近して行く2人が見たいです!同じシーンが違う視点から描かれていて、珍しい形のストーリー展開でしたが、それぞれの気持ちが見れて面白かったです!
良いお話なんですが…
2020年1月26日
きちんと中身のある作品だと思うのですが、どうしても絵柄が苦手です。第一印象で絵がダメでも読んでるうちに気にならなくなることもあるんですが…。
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しんみりな
2017年11月3日
シリアスでもなく、しんみりって感じ…静かなラブ。現実にありそうな感じ。可もなく不可もなくかな。
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このあとの3人が気になるなぁ。
2017年9月27日
表題作ももう1CPの話もストーリー性が面白かった。好きな人にずっと告白できないこ、ずっと言えないままの結末をわかっているこ、自分の好みのタイプを周りに理解してもらえないこ。まぁ、攻めの遊び人みたいな態度はどうかと思ったけど、あれは受けにやきもち妬かせたかったのかな?
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作家名: 三崎汐
出版社: 一迅社