国民的アイドルが弟になったら～がわりと好きだったので、同じ作家さんのこの作品も読んでみました。
2巻完結でさくっと読めるので、さくっと萌えれるかと期待したのですが、消化不良感がすごかったです。
この作家さんが好きなら、この作家さんらしい漫画になっているので読んでみるのもアリだと思います。
とにかく、2巻は短かった。なのに、出てくる男の子3人のエピソードを全て入れようとしているせいで、どれも中途半端な印象に。
途中から嫌な予感はしていましたが、案の定最後は無理やりまとめた感がしました。
最終的に3人とも主人公が好き、っていう逆ハーレムモノにしたかったのは伝わってきたし、ストーリー的には良いと思うのですが、全員フラグが弱すぎて…。お互いに、いつどこで相手のどこを好きになったの？と不思議でたまらない仕上がりになっているのが残念です。
せめて主人公がくっつくメインの彼とのエピソードくらいはしっかりしてほしかった。
それと、サービスシーン？が全部妄想ってどーなの…現実でしろよ、とか、主人公欲求不満なのか、とかツッコミどころ満載でした。
本当に、好きになるポイントも無い段階で、恋愛してる彼らについていけず残念でした。
主人公がとびきりの美少女だから一緒にいるだけで心動かされるのかな、とか脳内補完するしかありません。このストーリーなら、5巻くらいは使ってじっくり描いてほしかったです。
でもホントに、作家さんらしいキャラクター達で、国民的アイドルが弟になったら～がお好きな方は読んでみても良いかもしれません。
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