一目見て相手を気に入る瞬間の衝撃、人を好きになる止められない気持ち、恋慕の情が走り出して会いたくてたまらない気持ち。
身分、時代、女性、あらゆる壁があります。
二人は愛し合っているのにー。
幸せになれるゴールが見えなくても絡み合う運命の二人が美しい。つかの間の逢瀬をも心待ちにする二人の、恋に夢中なところがロマンチックに描写される。
どうにかならないものかと、二人を何とか幸せにしてやりたい気持ちにさせられたまま、前編は、二人の行方に取り敢えず終始完全なるハッピーを予感させずに幕引き。
星合男子が好きな私は、ヒロインへの恋愛にのめり込んでいく姿に、恋する男性の純な部分と、行動力の素晴らしさから溢れ出る男らしさを見つけて堪能しました。
後編と共に申し込んでますから、たっぷり後半で、二人を幸せにして欲しい願望を汲んでくれると期待しながらこの前編を読み終えます。
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