ネタバレ・感想ありpink 新装版のレビュー

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名作中の名作
2021年9月20日
何度も読んだし、本屋に行くたびに岡崎京子の新刊はないかと常に探したその昔。まだ手にしてない本を見つけると飛びついて読みまくった昔が懐かしいです。海外に引っ越す為に泣く泣く手放した岡崎京子のコレクション。電子化してくれたことで全部が簡単に手に入る様にになってかなりうれしい。売った時はもう手に取ることはないだろう、と泣く泣く売り飛ばした。電子書籍万歳!

ピンクのタイトルに惹かれて買ってしまったのはまだ中学生になったばかりでとんでもない本を買ってしまった。影響受けまくりの10代を過ごすことになりました。
とおい昔のはなし
ネタバレ
2021年7月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私がまだ若かった頃、1989年発表の物語だ。
バブルの只中にあって、消費への渇望は自分を売って稼ぐ事で満たされた。
お金という現実の武器を携えても、心の枯れは癒されない。南の島に行く事が最後の望みとなる。
大好きな物に囲まれて、大好きな場所で大好きな人とだけ過ごすのが幸せなら、もう主人公に武器はいらないだろう。
その10年後にはi-modeのサービスが始まり、皆のポケットにインターネットが装備された。
身知らぬ他人との繋がりに心が疲れた時、この物語が読みたくなるのはなぜなのか。
素晴らしい作品
2019年12月11日
昔持っていたものを購入し直しました。何度読んでも素晴らしいです。お金、幸せ、働くということ、手に入れるということ、知らないということ、様々なテーマの詰まったいつ読んでも先鋭的な作品です。
少しだけ親近感があって、でも自分とは圧倒的に持っているものの違う主人公に凄く惹かれました。
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文学
2017年5月30日
普通に考えたら非常識な娘です。人として壊れてます。なのに愛すべきキャラで、幸せを願ってしまう。エロシーンが全面に出てて、クセのある作品です。でも心に余韻が残ります。「マンガは文学になった」というキャッチコピーがピッタリです。
すべての仕事は○○である、そして愛である
2020年4月16日
画がとても見やすくて、ラフなタッチで好きです。
30年以上前の作品でも、やっぱり女性の悩みは同じなんですね。
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主人公のポジティブさ
2019年4月5日
ヘルタースケルターから岡崎京子さんのファンとなり、評価の高かったpinkを読んでみました。主人公の天真爛漫な性格と鬱加減がいい感じに病ませてくれます。明るい鬱という感じ?pink色のくだりが最初しか描写されていたかったように感じたが、作中で絵描かれていたのか気づかなかった。
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生々しい。
ネタバレ
2017年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヘルタースケルターで岡崎京子さんを知って、読んでみました。
昼間はOL、夜はホテトル、アパートでワニを飼う22才。
登場人物みんなぶっ飛んでいます。
ネタバレになりますが、ワニがクロコダイルのトランクにされたのは可哀想すぎでした。
欲が深い主人公に共感したりもします。
女の子のリアル
2017年1月16日
色の中ではピンクが好きでピンクで検索していたらこの作品にたどり着きました。
すごく人気のある作品だったとは知らずに。
ストーリーはただただ淡々と進みます。
その淡白さが妙に女の人生観をリアルに描いていて、ナレーションも伝えたいことも一切ないドキュメンタリーを何時間も垂れ流ししているかのようです。
女の子って、あーピンクのお花かわいいなーと思ったら買っちゃう、みたいな刹那的なところが本能的にあると思うんですが、外側から見るとちょっと怖いですね。
作画のシンプルさも手伝って(線が複雑であればあるほど、たとえエッチなマンガでもファンタジーになる)、なおさらリアリティを見せつけられているようです。
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おばさんになった岡崎京子が読みたかった
2023年1月5日
80年代の岡崎の金字塔とされる作品。
俺岡崎大好きだけど漫画が文学になった!と言った批評家は一体誰なのだろうか。
主人公は若くて可愛いくてバブルだったからこの世界が成立するわけではっきり言って切実さに乏しい。自分のことさえ考えていればよかった時代のお話なので、今読む意味は無いように感じてしまう…。
事故にあうギリギリ前の作品は、世紀末の社会への闇感情がギャっと出たような感じで衝撃を受けたので、この人が今後どう語るか見たかったのに事故は本当に残念だった。
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怖い
ネタバレ
2018年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は愉快だったけどこの手のバッドエンドは好きじゃないです。
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うーん
2019年11月24日
先生の作品が好きな方にはいいのかもしれないけど、別段好きな作家さんでもない場合は、どうかな、、。漫画好きであらゆるジャンルを相当な数読んでますが、私には買わなければ良かったとしか思えない。特に残るものもないし、当時のコッチ系の方々の空気感は感じれまましたが、、いや、とりとめもないし、良さが全くわからず。高い。
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作家名: 岡崎京子
ジャンル: 女性マンガ 恋愛
出版社: マガジンハウス