このレビューはネタバレを含みます▼
表題作の「熱帯椿」、「だまし絵の街」、「イミテーションゴールド」の
3編が収録されています。
それぞれは独立した作品となっています。
主人公は、芸能人またはその関係者ですが、
仕事場面はそれほど出てきません。
10代でこの作品に出会い、
幸せとは何だろう?
主人公にとってのハッピーエンドとは?
と考えさせられました。
1話完結の良さを初めて感じた作品でもあります。
「熱帯椿」が一番印象に残っていますが、
「だまし絵の街」をよく読み返します。
読み放題でも読めます。(2024/08/02現在)
万人受けする作品ではないと思いますので、
まずは読み放題で読まれることをおすすめします。
初版は1985年です。(紙書籍のデータより)