ここまでヒロインダヴィーナを追い詰めた元夫に虫唾が走る。どんな下司な代名詞も奴にはもったいなくて付けられないほどに。そして、謝罪はしてくれても 娘をそんなところへ送り出す父親も同等だ。にしても、親を子が助ける その気持ちは分からなくもないが、所詮 父親の会社は父親の欲求で興したものだから、子供には関係が無い。だから、経営能力が無くて、不運を乗り越えられないなら、父親はそれまで ということ。まったく、怒りが引いていかなくて困る。離れ島で出会って恋したのは結構だが、ヒーロースティーブに隔離されるような展開には、元夫に一泡吹かせてくれても、次善の策をとったようで後味が悪い。もっと、胸のすくような展開が欲しかった。