日常から、その日常とはちがう、ヤな、別の階層へ。いきなり、強制的に。そんな人生の、ひとつのコースの描き方。(思考実験)。根本にあるのは、真摯で、およそ解決不可能なように思える、問い、のようです。自分とはなにか。じぶんとこの世界とはなにか。別階層より日常をながめるような、そんな、ほんのひと時。いつも通り世俗感覚を引き受けて軽快なのと、画面(絵柄)がきれいで、みよいですね。(☆は、もっと自身の理念を徹底せよ、という気持ちをとるなら1か2ですし、古谷さんという表現者のもがきのようなものを認めるなら5ですし、、、つうところで、なんとな~く、4にしました。無☆で投稿しようとしたら、できなかったので。ちなみに、2巻も読了しています。)