ネタバレ・感想ありシャトゥーン~ヒグマの森~のレビュー

(3.9) 60件
(5)
24件
(4)
17件
(3)
12件
(2)
2件
(1)
5件
絵の迫力がすごい
ネタバレ
2024年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私も北海道民なのでヒグマの怖さはある程度は知ってますが、この作品ではヒグマの怖さをリアルに描いていて引き込まれた
あと原作の増田先生のあとがきも良かった。
いいね
0件
おもしろい
2024年6月19日
めちゃくちゃ怖くて面白いです。熊のパニックもの大好きですが、怖さ一番です。残酷でグロい描写が多いので苦手な人はやめた方がいい。ストーリーも単純ですがなかなか良く本当怖い。
話の展開が早く飽きさせない
2023年7月9日
話は短すぎず、長すぎずちょうどいい。
また、展開が早いのでテンポよく、ストレスなく読み進めることが出来る。
オススメします。
熊の恐ろしさがわかる
2023年7月9日
熊の怖さがよくわかりました。出会ったら逃げられない恐怖がありますね。北海道にはいかないことに決めてます。
いいね
0件
羆は怖いなー
2022年3月24日
改めて気を付けないとなー 北海道は 海岸線も危ないよー ヒグマの頭の良さや身体能力の高さが良く解るマンガでした 特に パワー は会ったら死を覚悟 会わないように ほぼ 化け者ですね。
日々増えている獣害について
2020年12月8日
タイトルに書いたように、元々は人間が原因なんだと再度気づかされた本でした。私は獣害に興味があり調べたり本を読んだりしてきましたが、どの本にもやはりきっかけは人間側にあるとやんわり書いてあります。今後共存していくうえで、この本のような、人間が次々襲われ死んでいくことが決してないように願いたいです。
酷い
2020年9月9日
野生の恐ろしさ、人間の身勝手さを思い知った。
とても怖かったです。
凄く
ネタバレ
2020年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恐ろしい描写が沢山あるが、穴持たずの熊も子を護る為、生き延びる為、執拗に襲撃を繰り返し追い続ける。
自然を悉く破壊し続ける人間の責任だし制裁なのだと思う
ただこんな恐ろしい状況には絶対に出会いたくないなぁ…
面白い
2020年8月23日
熊の恐ろしさを知ってもらう漫画として良作だと思います。熊は俊敏だし、執着心の強い生き物で、だから人や人の持ち物を襲ったら早急に駆除しなければならない。西や薫は無知だったり軽率だけど、山で仕事をする人、麓で生活する人は大勢います。スズメバチだってヒアリだって蚊だって「何も悪くない」です。人間の命や生活や営みを阻害するから駆除されます。熊の出るところに住んでもいないのに安全な場所から「熊さん悪くない悪いのは人間」と騒ぐのは筋違い。スズメバチさんも悪いことしてないです。
とても怖いけど
ネタバレ
2019年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 熊をかわいいなどと言ったり射殺されて可哀想などと言ったりしている全ての人に読んでもらいたい作品です。昭は本当に死んでしまったのかもう少し続きが知りたい話でした。
薫も勿論ですが美々の精神力が末恐ろしい… 2人だけでも確実に助かったのが良かったです。
怖い
2019年8月30日
熊の生態、恐ろしさがとてもよくわかる漫画でした。ちょっと目を背けたくなるような描写もありました。
超怖い!
ネタバレ
2019年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 熊がこんなに恐ろしい動物だと知らなかったので、めちゃくちゃ怖かったです。
特に生きているのに、食べられているシーンは、おぞましかったです。ホラーでした。
熊怖い
2019年4月7日
今まで可愛いと思っていた熊だけどシャトゥーン見てからもう怖いです。熊がいるところにはもう行きたくなくなりました。
ネタバレ
2018年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく感動した。読み終わった今は涙が止まらない。残された子熊の1コマに色々なものが詰まってるような気がして、何と言っていいのかわからずただ言葉に詰まる。自分の語彙力のなさに呆れる。気になった人はぜひ読んでほしい。最後の後書きもすごく胸に迫った。
ヒグマこわすぎ!
2018年10月9日
ヒグマや自然の中で生きていくことのこわさを感じる漫画でした。熊ってこんなにしつこくてどう猛なのか…
現代風・三毛別羆襲撃事件のよう
ネタバレ
2017年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 基本的にどの熊も記憶力や応用力に長けていて、とても臆病だが(特にメスは)母性愛に溢れた生き物だと聴いたことがある。
この作品を読んでいて「臆病だからこそ、自身や子を守る為に執拗で獰猛になるのかも知れないな」と思いました。

昔、海外でヘリから密猟者に狙われた親子熊が、平地を必死で逃げる最中、木の繁った方向に子供たちを逃がし母熊が囮となって走る… そんな映像を目にした時、人間と変わらないかそれ以上の母性愛があるんだなと感じたのですが、

三毛別の様に「穴持たず」となった今作品の羆からすれば、子供を抱え越冬する為に必死な上に手負いにされ形振り構っていられなかっただけなのかも知れません。

人間は、とても愚かで欲深い生き物。それはきっと滅びるまで直らず続くのだろう。
決して熊が悪い・動物が悪い訳ではなく、物事の性質と本質・その全体像を見誤る事ほど怖いものはないな…と。
そして、そうするきっかけはいつも人間が身勝手に火種を作っている様に改めて思いました。
熊こわい
2017年10月17日
ヒグマの生態がけっこう詳しく描写されてます。生々しくて思わず目を背けてしまうかも…
怖かった…
ネタバレ
2017年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒグマの恐ろしさを改めて感じました。人間が為すすべなく殺されていく…。
訳のわからない相手に殺されるようなパニックホラーとは違い、リアリティのある話なのがより怖いです。
ただ、主人公は好きではありませんでした。特に序盤…なんであんな挑発するような言い方ばかりするんだろう?もう少し人間同士の争いがなければ違う結末になったかもしれないのに、と思わずにはいられませんでした。
こわい…
2017年8月30日
ヒグマってこんなにこわいとは知らなかった。
続きが気になって…あっと言う間に読んでしまいました。
一番こわいのは人間ですが…
こわすぎ
ネタバレ
2017年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ グロいシーンが多い
めっちゃ怖い
けど先が読みたくなる
そんな感じ
ホントにコワかった
ネタバレ
2017年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冬眠せず冬山を徘徊するヒグマの親子…
人の味を覚えてしまったこの親子に、人間たちは次々と襲われていきます。
話の展開や構成などもよく出来ていて、とにかく続きが読みたくなり、無料の1巻を読み終える前に、すでに続きの購入を決めていました。
主役の人間側も母子が生き残り、ヒグマ母子との対決になりますが、果たして…
買っても損はしない、ハラハラしっぱなしの作品でした。
ヒグマ怖い
ネタバレ
2017年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全部見ましたが、ヒグマの恐ろしさだけでなかった気がします。自然や母の愛を感じました。
クマ怖い
ネタバレ
2017年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 熊怖い。熊と人間の圧倒的な力の差がリアルに描写されてます。生きたまま食べられたり皮を剥がれたり・・・・・恐ろしいけど目が離せません。
怖過ぎる!!
2016年11月20日
とにかくヒグマが巨大で強過ぎるし人間に対して容赦ないしピンチの連続でハラハラしながらページをめくってました。最終巻まで読みとおぉっ!と驚く展開があったり、ストーリーはかなり楽しめると思います。絵も上手だと思います。
設定が•••
2024年11月4日
全体的には面白かったが、展開に少なからずご都合主義的な部分、恐怖を煽るためか前のシーンとの矛盾やあまりに非現実的な部分が目についたのが満点にしなかった理由。
いいね
0件
クライマックスはやるせない気持ちになる
ネタバレ
2024年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後、ギンコを撃つシーンで死んでいった人達の元気な顔が胸を締め付けられる思いになる。
その人達を残虐に殺していったギンコがやられて、勧善懲悪でスッキリすると思ってたのだが最期に涙しているギンコを見たら何ともやるせない気分になってしまった。
子を持つ親なら、人にも羆にも感情移入してしまう作品。
終わり方が賛否両論あるようですが、自分はこれで良かったと思う。
グロがあるから難しいかもしれないけど、映画化して欲しいな。
いいね
0件
恐怖でした
ネタバレ
2020年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 熊の怖さが伝わる漫画です。
たまにビックリするような描写がありましたが
読んでいる時、登場人物の無事を祈りながら見てました。
面白いけど
ネタバレ
2020年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ これはホラーではなくグロとバイオレンスです。ひたすらヤります。その点期待はいい意味で裏切られます。そして射殺が可哀想という人に読んで欲しいとレビューがありますが、そもそもクマの陣地を荒らさなければいいのです。人間が先に禁忌を犯していることを自覚しましょう。
ヒグマ
2019年10月7日
やっぱり熊は危険。勝てない。住みわけして暮らすべき。熊の住みかを荒らすべきじゃない。
ゾワゾワ〜怖い〜
2019年8月16日
クマ怖い。これ以上の感想ないわ:( ´ω` ):クマのいる所は絶対行きたくない!もうクマ牧場も無理!
超こわい
2019年5月5日
熊ってこんな怖いんて感じでした。リアルな怖さが好きな人は是非見ていただきたい。
めっちゃ怖い!
ネタバレ
2018年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 熊ってこんな怖いの!?って思った
生きたまま食べられるって恐怖以外ない!
しかも、際限なく人を食べて襲ってまじで怖い!
あの密猟者、ホントにむかつく!
どこまで自分勝手なんだ!そのせいで、たくさんの人が死んで…
自分の保身しか考えてないし!
トラウマ
2018年8月7日
ニュースとかで見る日本の熊は小さめですが、シャトーンの熊はグリズリー並みにでかいので海外の熊の写真とか見るたびこの漫画がよぎる…トラウマです。北海道在住ですがここのクマ牧場でみた熊も実はけっこう大きくて普通サイズでも勝てそうにないです。
主人公は熊の怖さを知っていたのによく冬山に小さい子ども連れて行ったなあ…と。
熊でなくとも山奥は雪深くて何かトラブルあれば車が雪にはまる、故障するなど、あっという間に死と隣り合わせになるから。あの自分勝手な密漁者のメガネはすごく腹が立ちました。
怖すぎ注意です。
ネタバレ
2018年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ いい歳なのに寝られなくなるくらい怖かったです。どこまで行っても追ってくる熊。しかも恐怖と安堵のスパンが短いので息つく暇がありません。
熊はこわい
2017年10月10日
熊の恐ろしさが堪能できる漫画です。普段の熊のかわいいイメージがなくなります。(笑)
怖い
2017年6月23日
ヒグマ怖い
テレビなんかで見ている熊が怖いと思うようになった
1巻が特に迫力ありました。
2017年3月24日
描写がリアルで迫力がありました。
でも私的には主人公はあまり好きにはなれませんでした。
絵はすごく綺麗でした。
思わず一気読みしました!
ネタバレ
2017年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ スリル満点で、思わず一気読みしました!
後味の良い話ではないかもしれませんが、
おすすめです!
めちゃコワ😩
2017年3月7日
羆の恐ろしさの描写が凄くてドキドキしながら読みました。実際に羆の被害にあわれた方はこんな恐ろしい目にあったのかと思うと震えます…
ヒグマ怖すぎる。
ネタバレ
2016年12月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 野生の凶暴化したヒグマがこれ程恐ろしいのかと衝撃を受けました。
熊に襲われてるシーンはかなり残虐でグロいです。この先、北海道に行く機会があったら絶対この作品を思い出してヒヤッとしそうです。
恐ろしさ
2016年10月20日
無料の1巻を読みました。
この漫画を読むと「野生」の恐ろしさを、改めて感じさせられます。グロテスクな描写がありますが、面白かったです。1巻だけでは心がグサッとなるので2巻からも読んでみたいです。
最後!
ネタバレ
2020年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 北海道で聞いた話だけどさ…この漫画だと母熊と一緒に人食べてたんだから子熊も殺さないと人間の味も弱さも覚えてるってよ。ギンコの子供生きてるじゃん?サメ映画のディープブルーみたいに次回に続けたくて敢えて中途半端にしたのかな??
穴もたずこわい
2020年8月31日
原作をとても忠実にコミカライズされていると思いました。
ヒグマこわいですね。捕食シーンきっついです。
グロ注意でした…
ネタバレ
2020年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人を襲うようになった手負いの熊に狙われる恐ろしさが臨場感たっぷりでした。北海道の山に行く時は携帯の電波が入っていることを確認した方がいいですね。
主人公の親子は助かってほしいけど、グロさに先へ進めませんでした。
怖いけど
2019年8月23日
面白くて続きが気になるんだけどなぜ途中にギャグテイストの絵を入れてしまうのか。
緊張感がなくなってしまうのが残念。
私もトラウマ….
2019年8月20日
恐怖のひと言に尽きる。
実際の事件の記録を読んだことがあるので所々に違和感はありましたが、パニックホラーとしては十分感情を揺さぶられました。
旅先で熊注意の看板にでも遭遇したら、すぐさま帰路につきそうです。
捕食されているシーンを具体的に画で見ちゃうとダメージが凄い。うう…しばらく夢にみそう…
こわいこわい
2019年8月20日
ページをめくるたびにドキドキする作品です。動物園にいるような熊しか知らない人間では到底太刀打ちできず、無知というのは怖いなと感じました。
怖い
2019年8月17日
昔のヒグマの事件はこんな感じだったのではないかと怖くなった。
これからも起きるであろう話だと思う。
残酷な疑問が…
ネタバレ
2019年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小熊も殺さないのか?って思いました。人の味覚えてるわけだから将来のことを考えると……。 あとは、ヒグマの習性や狩りの仕方、力の強さなどは、恐いですが変な話勉強になりました。腕の一振りで、人は、ああ成ると……。 最後に事の真相。。熊漫画のはずが一瞬サスペンス漫画に変わってて驚きました…。それより、死体掘り起こして食べ出しちゃう熊が出たなら、迅速に研究所は畳むべきだったんじゃと思えます……。漫画にマジレスしても仕方ないことですが……
リアルすぎる
2019年4月28日
この漫画はなかなかトラウマです。熊の怖さは分かっているつもりでも、ここまでリアルに描かれると本当に辛い。見ていて気分が悪くなるくらい…。
正しい描きかただろうけど・・・
ネタバレ
2018年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒグマの恐ろしさを伝えるには正しい描き方だと思います。とても恐ろしく無情で本当に襲われたら誰彼構わず殺されてしまうでしょう。
ただ漫画としては、読み手は辛いだけで救いが無さすぎる。
せめて妊婦の設定はなくても良かった。
(^o^)
2017年3月22日
熊が怖すぎる…命を諦めるしかない…
どうなるのか最後が気になってつい読んでしまいました。
怖すぎる!けど
2017年3月7日
事実ヒグマはヤバイらしいですよね。。あの巨体で走るのも早く、木登にも登っちゃう。獲物に対して並々ならぬ執着を示すそうです。過去に実際に起きた大きな事故の記録を読むとゾッとします。。絶対、絶対、絶対、会いたくないですね。。
食害系ですので苦手な人は読まないこと!
2019年3月16日
たぶん原作は面白いと思います。「羆嵐」と比べると世界観はかなり狭い感じがしますが。
酷いのは絵です。緊迫感も緊張感もない画力。迫力も躍動感もないコマ割り、構成。
もしかしてネームは原作者が担当?
とにかくなぜこの人に作画依頼をしたのか謎。
密猟者め!瀬戸くん不憫
ネタバレ
2018年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 西ってやつムカつくなぁ……!しかしほかの方も言ってる通り、主人公が好きになれません。瀬戸くんいなかったら(死体を避けようとして事故っちゃったけど)熊のいるヤバイ山を子供連れて自分の下手な運転で来ようとしてた訳ですよね?しかもなんの装備もない山小屋へ。西を煽って殴られ腕を負傷してる瀬戸くんの膝へダイブとか彼の不幸さに笑えてきましたよ。子供はこんな目にあったら一生トラウマかかえて生きていくんだろうな……いい子そうなのに可哀想すぎる
主人公を好きになれない
ネタバレ
2018年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 熊の怖さはすごく伝わってくる。
主人公が頭悪い感じで好きになれない。なぜ、ラストで娘を一人にするの?しかも外に。なんだか主人公にイライラしてこの作品自体に好感が持てなかった。
間違えている部分がある
ネタバレ
2018年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品内で三毛別事件について触れているが間違えている部分がある
三毛別では一人の子供の太ももを食っている以外食べられたのは全部女性
妊婦も居たが胎児は掻き出されているが食べられてはいない、熊が去った後に村の男たちが小屋に入るとまだ胎児は生きていてその後亡くなってるはず。
ヒグマは最初に襲って食べた性別しか食べなくなるので、女を食べたなら女ばかり、男を食べたなら男ばかり、子供に関しては動いているから殺した程度である
学者という設定なのにきちんと事件を知らないのはガッカリです
エスの食べられながら実況もロシアのキャンプに行った少女が電話で助けを求めて実況したのをモデルにしたのでしょうが、三毛別やロシアでの実際事件の方が衝撃すぎてさほどでした。
取材で三毛別六線沢の当時の再現小屋を取材してるのか怪しい作品です
原作は面白いのだが
2018年9月16日
絵がとにかくヘタで(特にコマ割りや見せ方が)、怖いシーンや驚くシーンのはずなのに、盛り上がることがないまま話がたんたんと進んでしまう。結果、購入を後悔するほどつまらなかったです。原作者さんかわいそう。
こんなの熊じゃない!!
ネタバレ
2018年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 熊が好きで、期待して読みましたが、期待外れ。こんなの熊じゃない!!作り物っぽくて、安っぽい。異常にホラーチック。この羆、羆というより新種の怪物みたい。羆がみんなこうだと思われたら悲しい。本来、羆は木の実や草などを食べる臆病で大人しい動物。この漫画のままだと、地球上から熊を抹殺でもしない限り、人類の命が脅かされそうな勢いだ。この漫画のせいで、熊について間違った知識が蔓延しそう。
私も三毛別羆事件に興味をもち、現地に行ったり、苫前郷土資料館に行って話を聞いたり、この事件について書かれた「慟哭の谷」やこれを元にして書かれた小説「羆嵐」、その他、木村盛武が書いている羆関係の本のほとんどを読みました。これは100年以上も前の開拓民の話であって、様々な不幸な要因が重なって起きただけのこと。穴持たずが空腹から凶暴になるということは、ごくごく稀でめったにないことらしいし、そもそも人を食べるほど食に飢えているということは、弱い羆、落ちこぼれ、掟破り、アイヌ語でウエンカムイ、悪い熊ということになる。
この現代に人食い熊が当然の如くでてくるのは不自然。あと、三毛別の熊は女性しか食べなかった。一度、食べたらその味に執着するのが熊。胎児は食べていません。この羆は、男でも女でも子どもでもなんでも見境なく襲ってくるし、食ってるし、その辺がおかしい。それに、熊の習性からいって、銃の匂いがするのに見境なく何度も襲ってくるのは、おかしい。いくら熊の所有物があるとはいってもねえ。過剰演出。それから、羆がいるかもしれないとわかっている山でフィールドワークをするのであれば、羆対策が全くなされていないことに疑問を抱く。地元の猟友会に相談しておくとか、小屋に連絡手段がないのも不自然…
そもそも、子供を連れてくるなんて…と思わざるを得ない。この羆はおそらく、前にも人を襲っていたのでは?その情報が全く入らないのも不自然だ。ただただ羆=ゾンビやエイリアン、ジョーズのような感じで描かれていてガッカリ。ストーリーも稚拙。みんな、無駄に死んでいく。こんなので、熊の生態をわかった気にならないで。全然違います。原作者は、北大出身で羆のことを知り尽くしている研究者なはずなのに、どうしてこんな書き方をしたんだろう。編集者からの要望?メッセージ性もなし。何が言いたくて、この物語が生まれたのかわからない。私はこんなのが読みたいんじゃない。
恐ろしい
2017年9月28日
ヒグマの恐ろしさを痛感しました。
生々しさに思わず、もし自分の家族が、と想像したら耐えれませんでした。
レビューをシェアしよう!