日常を穏やかに過ごす中で女の子たちが時折見せる、絶望した顔、仄暗さを感じる無表情、狂気に歪んだ笑顔、それらの表情が非常に良く描かれていてとても私好みでした。宝石のような絵柄は、眩しく可愛らしい女の子の一面と鈍く光を反射し狂気を感じさせる女性の一面とのギャップをより感じさせ、ころころ変わるキャラの表情に魅了されっぱなしでした。
話自体も所謂仄暗い百合、という感じで女の子のドロドロした部分がメインとなって描かれています。
思わずレビューを書いてしまうほど、自分好みの百合に出会いました。これからもつついさんの作品を楽しみにしております。
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