初めて読んだ時は、表題作は好きになった理由が乏しいような気がしたし、同時収録の方は子供の頃の下僕扱いが酷いなと思ったり、なんだかどちらも相手を大切にするという気持ちが少ないように見えて、ちしゃの実先生の他の作品と比べるとあんまり面白くないし好きじゃないなぁと思いました。他の作品もだいたいめんどくさい攻めとそれに付き合ってあげてる受けがほとんどな気がしますが、これよりは愛を感じます。1年以上ぶり?に読んでみて、もう結末がわかっているせいか前よりはこの面倒な人たちに少し愛情のようなものを感じることができましたが、2回読まなければそう思えない、そして2回目を読もうと最初に思わなかった(そもそもレビューしてなかったのでするためにもう一度読んだのです)のでやはりあまり高い評価にはなりませんでした。