ヒーローにシャワー室に押し入られ、僕をずっと愛してるんだろうと言われ、不敵に笑ったヒロイン、ひとつ目。次にヒーローに無視され続け作った恋人とのゴシップネタを新聞社から事前に買い取り突きつけられて、4年間あなたの恋人達とのゴシップ報道に、周りからの冷たい目に苦しめられたのと何が違うのとひらきなおる、二つ目。最後、ヒーローの家を出たヒロインの勤め先に来て、誰といても君だけだったとの意味不明な言葉に、帰ってと一言、三つ目。特に二つ目のひらきなおりには今までの傲慢プレイボーイヒーロー全てに対する鬱憤が全てスッキリ、こんなに読み終わった後何回もスッキリ部分を読み返し、スッキリを味わって満足した作品はありません。