復讐なんていう程の事はまるでありませんでした。ヒーローは、自分をないがしろにする女を見たことが無かったので、逆に度肝を抜かれフォーリンラブ・・・、M? 父親に言い寄る家政婦を、悉く排除してきたとのことですが、これは父に対して嫉妬しているのではないでしょうか。ジュニアなんて呼ばれるほどですから、そのジレンマは相当と思います。分かっていたことだけれど、作画は好みではないのですが、それでも面白く読ませてもらえれば気にならないものなので、期待外れで残念です。展開も悪くは無いのですが、流産の真実をヒーローに伝える手段がとても不味い。あれは、両親の会話を立ち聞きするような形にしたほうが効果的だったのではと感じます。ヒーローが強引で傲慢もお約束でしょうが、あからさまにしてよい部分とそうでない部分を分けてくれないと、感情移入はむずかしいのです。