絵が苦手なのに、話の良さから読み続けているシリーズ。女郎屋に売られた漁村のみなしごが、頑張って最後に幸せをつかむというだけの話ではありません。公娼廃止運動から女性の人権への目覚めなどからめてくる社会派の一方、お祭りでの女郎の着飾り合戦とか、華やかな話もあり、朝ドラ素材。いや題材からして昼ドラ素材かしら。主人公のちぬは、美人ではないが、持ち前の明るさと優しさで周囲を魅了するキャンディ・キャンディ系の愛されキャラ。2023年10月時点で最新話の89話まで読了。生き別れになっていた最愛の姉と再会を果たすも、変わり果てた姉の姿。和解して打ち解けるも、やはり姉は変わってしまっていて・・・一話の中での展開、そして、引き。まさに良質のソープオペラ。ほんと、昼ドラ枠で実写化してほしいです。