表紙とタイトルに惹かれて読み始めました。
予想外に甘々で、相思相愛バカップルのイチャイチャ漫画って感じでした。
ラブコメですがギャグ要素多め。タイトル通り毎日キスしてる=毎話キスで〆るのがパターン化された連載でした。
なのでかなり甘いですが、キスするのが分かり切ってるせいで段々と新鮮味はなくなっていき、終盤に差し掛かると「あ、ここでキスしてこの回終わりだな」と予測できすぎていたのは面白みがなくて残念でした。
キスをパターン化ってのは新鮮でしたが、パターン化そのものが、決めゼリフで終わり…みたいな昔の漫画を思わせるような造りで目新しさはなく、どこか既視感を感じさせるような部分はつまらなかったです。
再会した幼なじみが昔とは全然変わっていた!でも昔と変わらずキスしてきた!一体何を考えてるの?!って感じの1話の滑り出しだったので、突然帰ってきた幼なじみのなぎちゃんには何か裏があるのかな〜…と想像してドキドキしましたが、その後何も無くて拍子抜けでした。
フツーに昔から主人公のこと大好きなだけだったの?じゃあ昔と全然違う!っていう印象の描写いらなかったのでは?と思いました。
それなら昔と全く印象変わらず、主人公大好きで子供の頃と変わらず平気でキスしてくる困ったワンコキャラ、で良かったのでは。
無駄に、昔と違うって言うから、主人公を好きだったあの頃とは違う…みたいな裏の顔を期待してしまいましたよ。
主人公の兄も、登場時はもっとカッコいいキャラかと思ったのに、主人公の恋路を邪魔してくるただのシスコンバカ兄貴キャラでしかなく残念極まりなかったです。
これならイケメン設定すらいらなくないか…?なんという無駄イケメン設定。。
頭おかしいくらい妹を溺愛してるシスコンぶりなので、本当は義兄で妹に恋してるんじゃ…みたいなベタ設定を疑ってしまいましたよ。いやもういっそその方が少女漫画っぽくて面白かったと思う。
邪魔してくる兄がギャグ要員すぎたし、それに対抗するなぎちゃんもバカっぽくて完全にギャグ漫画になってしまっていました。
真剣な話を読むのは疲れる、なんて人にオススメしたい、頭空っぽにして読めるイチャ甘ギャグ漫画って感じでした。