この作品は料理漫画の中でも食事<友情という印象です。美味しいものは一人で食べてももちろん美味しい、ただ誰かと食べるともっと美味しいという描写が多くてほっこりしました。私も主人公と同じく不摂生気味だったのでいえる立場じゃないですが、美味しいもの食べるとそれだけで元気になるのも、気持ちが前向きになるのも分かる気がします。テレビか何かで芸人さんが「一日三回しかない貴重な時間を美味しいもの食べないでどうするの」的なことをおっしゃっていて、確かに一日三回ある機会だけど生涯換算したらその一回一回が貴重だなと感じましたし、この作品も通ずるところがあるかもと思いました。絵柄に関していえば、他のレビューしている方もおっしゃっていましたが、筋肉描写が素晴らしいと思います。肩幅も首も筋肉隆々としているのに違和感ない。それどころか美味しいものを食べると脱ぎだしてしまう、お茶目行動が筋肉描写を盛り上げてる気さえしてきます。とりとめなく書きましたが何度も読み返す作品になりそうです🙂