ネタバレ・感想あり源氏物語のレビュー

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妖しくエロティックな源氏物語
2023年1月17日
牧先生の源氏は、女性は皆艷やか、可愛いというより美人顔が多く、某少女漫画家作と違い、美しい肢体とバンバン濡れ場が出てきます。しかし、女性陣の黒髪がなんとも美し過ぎる。あれだけで場面場面の妖艶さを演出していると言っても過言では無いくらい。
何としても完結してほしかった〜!
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光源氏も姫も艶っぽく、イメージにぴったり
2016年11月1日
依然として最も有名な「源氏物語」の漫画といえば「あさきゆめみし」なのでしょうが、以前から私はあの作品だと紫の上が可愛い感じで、明石の上の方が美人に見えてしまうのが不満だったので。その点、この作品では、桐壺更衣とか、藤壺女御とか紫の上達が、文句なしに美女、という感じになっていたので大満足です。そして光源氏も女性達も、本当にいろいろとセクシーです。姿や描写など。というか、この作品の場合は、艶っぽいとか、優艶とか呼んだ方が相応しいですね。私の中で「源氏物語」の艶っぽさを、見事にビジュアルとして表現しているという点では、これ以上の作品はないと思います。
また、解釈に関しても、六条御息所の夫である前東宮は、本当に病気で天皇になれなかったのか?右大臣や弘徽殿女御一族の謀略によるものではないのか?という可能性も匂わせており、けして優雅な恋物語だけではない、「源氏物語」の政治的謀略的な部分についても描かれているのも、興味深いです。そして実際にも、六条御息所の夫である前東宮が天皇になれなかった理由については、そういうような感じの見方もあるようです。
それから、寺社に参拝する女性が「懸守」というのを首からかけている場合、その女性を襲ってはならないというような習慣があったとかいうのも、勉強になりました。
やはり、牧美也子の「源氏物語」、ぜひ最終巻まで描いて欲しかったです。そこが残念です。
光源氏の晩年からは、妻の女三宮の柏木との密通、そして紫の上の病と死など、全体的に暗い感じになっていくせいでしょうか?
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いろいろ
2015年10月23日
源氏物語、いろいろ読んだなかで、これは好きなもののひとつ。うまくまとまってるし、絵もきれい。
絵もきれいで続けて読みたいです
2015年3月18日
源氏物語の漫画は2作目ですが、絵もきれいで(さすが牧先生)、登場人物の描き分けもしっかりできていて、これで1巻400ポイントならお得かもしれません(長いし)。作者のオリジナル的な部分もあるようですが、読み応えがあって受験の方とかにも分かりやすいと思います。
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名作
2009年3月10日
源氏物語は 原作から漫画までいろいろ読んでますが
なかなか良かったです
繊細な絵も とても雰囲気あるし話も原作を大切にしつつ牧先生ならではの味があり
切なさ満点
オススメです
日本文化のコラボ
2008年8月14日
平安の世の長編小説と現代の漫画!まさしく日本文化のコラボレーション!!文学濃度が濃く濃厚なエロスはありませんが、 繊細で美しい絵が世界感とうまくマッチしていて…紫式部や描かれた時代背景、流れた年月に思いを馳せることもしばしば…牧美也子さんの源氏物語は紙書籍では絶版、重版未定のものが多く全巻揃えるのはほねがおれるかと…。個人的には電子書籍をオススメします!描く漫画家さんによって物語や世界感が異なってくるようなので他の方々の源氏ワールドを覗いてみるのもまた一興かと。
源氏物語は
2008年7月29日
現代語訳を全部読んで話は知っていたんですが、それでも切ない。それでも泣ける。
源氏物語はただの背徳エロ古典だなんて思っている方に、是非読んでほしい作品です!
切ない
2008年7月24日
源氏物語なのになんでこんなにも切なくて悲しいんだろう😢最初読んでて藤壺が可哀想で泣けてきました
大人版の源氏物語
2007年12月21日
『源氏物語』は大好きな作品なので原作から漫画までと色々と読んでいます😶
この作品は絵もそうですが、少し✨大人版の源氏物語✨ですね😃
牧美也子先生(作者)の独特な描写が、物語の所々に取り込まれており、第一話の冒頭から悪女な弘徽殿の女御が悪巧みを…。🙄
一気に読んでしまいましたが、まだ終わらない💦
美しいが…
2009年5月8日
源氏物語の持つ美しさ優雅さが上手く出ている作品だと思います😃
ただ他の方もおっしゃっていましたが、光源氏の持つ聡明さが描き足りないかと…
読んで行くにつれ、賢いというより狡賢い男としての表現が強くなってしまっていたような気がします😔
また明石上の人物像が弱く、紫上が唯一恐れた素晴らしい女性であるにも関わらず、そういう部分があまり描かれていないのと、玉鬘の部分がダラダラと描きすぎて、最後が尻すぼみになってしまい、無理やりまとめて終わりにした感があるのがとても残念でした😔
絵の表現力がある分、惜しい作品でした😢
まだ途中だけど
2011年2月1日
まだ途中しか読んでいないけれど、まずは文字が多すぎて携帯で読むには目が疲れます。

後、絵のタッチが薄くて分かりにくい部分もあります。
絵の好みもあるのでしょうが…


源氏物語は今までにもたくさん読みましたが、どれも描き手によって内容を少しずつ変えていますね。これは源氏の君を支える周囲の人々(乳母や命婦などなど)が主体になって話を進めてるような感じ。

また作品によって、登場人物の性格に違いがありますが、この作品の光源氏の君は正直気持ち悪いです。
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作家名: 牧美也子
出版社: 小学館