ネタバレ・感想あり窓はまだ開かないのレビュー

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禁断の窓?
ネタバレ
2021年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 彼女と同棲している深見が遅刻しそうになって走って汗だくになって電車に駆け込んだら、チカンに遭ってしまい動けなくなってしまい我慢していたら、ある男性に助けてもらうがその男性に「気をつけた方がいい。妙に色気があるから。」と言われてショックを受ける深見。
後にその男性が取引先の建築デザイナーの比田ということが判明し、その比田と一緒に仕事することになった深見。
比田はついつい思ったことを口に出してしまい、トラブルに遭いやすいということがわかり、それをきっかけに仲良くなっていくが、深見には彼女がいて比田はそれでも深見に牽かれていってしまい、がまん出来ずに酔っている深見にキスをしてしまうが、酔っていたから覚えてないとごまかすが、深見はそれは覚えていたからどうしても意識してしまい、深見は牽かれてはダメなのにと思い、彼女との結婚を急ごうとしてプロポーズするが振られてしまい。
比田には彼女と結婚すると嘘をつき、比田から離れたいと思う深見だったが、比田がそれでも好きだと告げてきて、深見は結婚するのは嘘とばらす。
そして、比田に牽かれてしまったことを正直に告げ、二人ハッピーエンドでした。
比田が最初に深見と遭った時に、妙に色気があるとかいってましたが、比田もチカンと同じように深見に無意識に性的に牽かれていたのが分かりますね。
深見のちょっとだけ闇部分に触れるシーンがあるんですが、その時に比田は深見に完璧に落ちたのかもしれないです。
後、もう二つ収録されていた作品で、保険医×生徒と、クラスメイト同士で攻めに無理やりやられちゃう受け(実は攻めが受けに一目惚れしていたんだけど、再会したら受けは覚えていないということでショックを受けていたから無理やりでも見て欲しかっただけだったことが判明。)のお話でした。
私的には表題作品が一番好きなお話でした。
最後二人が素直になった辺りがよかったです。
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1話目が良かった
2021年7月17日
1話目は初めての男同士の恋愛にまごつくリーマンカプ。
とまどう感じがリアルでとても面白かったです。
2話目からのは別の話のスピンオフみたいで、背景がよくわかりませんでした。
こういう寄せ集めの単行本化ってどうなんですかね。
1話目がまるまるだったら☆増えたのにな。
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開いた窓の先には・・
ネタバレ
2021年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設計事務所の比田と、建築事務所の深見との「理想の家」づくりを通して繋がるラブ。
深見が電車で痴漢にあったところを比田に助けられたエピから始まり、そこから偶然にも仕事関係で再会・・。ズバッと物言う比田に少し怯えながらも、デザイナーとして「家」への想いを語る姿に段々惹かれていく深見・・・。
とにかくタイトルがもう素敵でしたね~・・・。ノンケの深見は彼女もいて、家庭を持つことが普通に幸せと考えてる・・そんな中、知れば知るほど中身が素敵な、しかも男の比田に惹かれていく・・・ちょっとづつ心を許していく深見の心情を「窓」に例えて言うならば、窓は少しづつ開いていったのか・・・。全開になった時、色んな気持ちが吹っ切れて、柔らかな風が吹いてきた・・・・そんな感じのお話しでした。
彼女と結局別れたものの、それはきっと比田のせいじゃなく・・彼女にはおそらく比田には話した、深見の寂しかった家族との過去を話していない・・・そんな風に思うのでした。

作家さんの表現の仕方と文章の作り方、素敵でしたね~♪「人の行動にはすべてなんらかの理由がある」っていうのが比田の持論として出てくるのですが、とても印象に残るセリフでした。戸惑いながらも徐々に進んでいく2人の「理想の家」は、どんなだったのだろう?

他、「白い檻」「アントールドラブ(「白い檻」に収録)」の続きも収録されています。特に「アントールドラブ」は割と「この先どうなるの?」っていう感じで終わっていたので、その続きが読めて嬉しかった♪

受が受らしい、かわいい感じの正統派BLなイメージの作品でした。
作画はきれい
2024年5月2日
フォント種類(喘ぎ声すらも)が多いのが、モノローグなのかセリフなのか、そのせいで読みにくかったです。
表題作は、ノンケリーマン同士の出会いから、を描いていますが、出す場所に入れるのに、知識なく挑むかなぁと疑問が。年代的にも人間ドックとかしてそうなのに。
それ以外の作品は、保健教諭と生徒と、同級生同士短編でしたが、背景がわかりにくかった。
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作家名: 風樹みずき
ジャンル: BLマンガ
出版社: 光文社