ストーリー展開、文言共に分かり易い作品です。グロい絵じゃないですし、とにかく読み易かった。だからかレビューが難しいのだけど、底が浅い訳ではないです。
内容やテーマはファンタジーホラーや心霊モノによくあるタイプで、読みながら永井豪先生のデビルマン(原作)とか酒天童子、萩尾望都先生の百億の昼と千億の夜が頭を過りました。脳内テーマソングは妖怪人間😺
キャラと作者氏のコメントで惹き付ける作品かな。押し付けがましい世界観じゃないのも好感度高いです。
連載途中にアニメ化されても、キャラ設定の変化というか各キャラの成長がラストまでブレずに無理なく描かれたことでも、力量のある漫画家さんだと思いました。その分、先を読み易いけれど、年に一度は読み返したくなる作品。
当て字の多さは喰霊シリーズの特徴かと思いますが、凝りすぎず分かり易くて、この点でも好印象。
あと、デジモノだと効果を作り過ぎて却って
読みにくっ❗💢もう読みたくねっ❗❗👊
と感じるケースが多い印象ですが、この作品は小さい字の拡大くらいだから良い感じでした。