ネタバレ・感想あり星のとりで~箱館新戦記~のレビュー

(4.8) 5件
(5)
4件
(4)
1件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
生ききるとは。
ネタバレ
2025年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新選組だと、この函館戦争はさらっとしか描かれていないことが多いです。
蝦夷地上陸から函館までの行軍、そこにたどりつくまでの隊士たちの話や、
実際の激戦の中散っていく仲間たちなど、胸が熱くなる内容です。
鬼の副長と呼ばれた土方、近藤を失ったあとも、新政府の考えをよしとせず、
誠の志を胸に戦いぬいた姿に涙がでます。
若い隊士たちも、あついです。現代の15歳とは違う意気込み。
命をかけて戦う大人と変わらない決意。
国のために自分に何ができ、誰の背中をみて歩くかなど、自分が15歳の時に考えたことがない分、すごいなあと本当に思います。
30代でもそこまで思えてる人がどれだけいるか。
そう考えると土方にしろ、近藤にしろ、信念をもって新選組を率いていたというところが違うなあと思いました。
ぜひ、新選組、土方歳三が好きであれば、読んでほしい作品です。
いいね
0件
完結!おめでとうございます
2022年11月26日
ぴんく先生の漫画が学生の頃から大好きです!こちらのシリーズは巻数たまってからじっくり読みたいと思い温存していたのですが、読みかけたらじっくりも何も最後まで一気読みでした。もう一周してこよ…
それぞれのキャラクターがそれぞれの見せ場で見せる煌めきが眩しく、美しかったです。最終巻は涙なしに読めません。幼い戦士たちが愛おしい。大人たちの思いも意地も愛おしい。最後のページまで大事に大事に読みました。
いいね
0件
新撰組好きな方にオススメです
2020年2月28日
蝦夷に向かってからの土方さんの物語です。土方さんだけでなく、新撰組隊士それぞれにも光が当てられていて、函館戦争が丁寧に描かれています。
綺麗なイラスト、私の中ではこれまでのいろいろな作品の中で、一番土方さんらしい土方さんが描かれていると思います。
土方歳三の物語
2019年11月25日
沖田総司も近藤勇も失った土方歳三が北海道函館で何をしたのか、何をしていたのかを描く物語です。
函館での土方歳三の物語は珍しいです。

巻末の参考文献の数と量も凄いですし、道民として地理も風土も分かるだけに、あの時期に、あの距離を、あの当時の船で、あの当時の防寒具で、あの当時の家屋で、どれだけの苦難の道を辿ったのだろうとありありと分かります。
歴史としては知っていても本質を理解していなかったんだな、とこの本で肌で感じることが出来ました。

絵はキラキラ男子もおりますが、何より洋装土方さんはとってもカッコいいです。
完結まで読みたい
2018年6月8日
近藤勇を失い斎藤一と袂を分かってからの土方歳三の物語です。1部はまだ年若い小姓達の視点、2部は後期の幹部隊士達、3部でやっと土方の視点で描かれるそうなので、ぜひ完結まで読みたいです。

蝦夷に渡る前に途中参加する隊士など、あまり知られていない面々も出てきます。
レビューをシェアしよう!