あなたを傷つけたくないから という言葉を免罪符にでもしているかのような展開に、中盤あたりでうんざりしてきた。この登場人物の誰でもよいから 真実を相手に突き付け、刺し違えてでもという強さを見せてくれていれば もう少し楽しめたのかもしれない。何度もレビューの中で書いたのだが、父親の会社が立ち行かなくなるのは父親の能力の不足であって、子供には関係の無い事。だから、株式の40%を父親がケイランに譲っていたのなら能力ない事の裏付けとなる。それとは裏腹にヒーローダミアンが義理堅い男であったことが、彼の会社を救うのだ。が、進行に覇気がなく のらりくらりとしている印象。もっと畳み掛けるようなスピード感が欲しいし、ケイランとの闘いは、身内同士でどうこうではなく、もっと公の場で叩き潰してほしかった。けれど、エンディングだけは好きだ。愛情を確認して、ダミアンを独りにはしたくない というところだけは Good job !!👍✨