ネタバレ・感想あり大いなる完のレビュー

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破天荒漫画
ネタバレ
2024年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 田中角栄をモデルにした主人公となっておりますがそんなことはありません。つーか冒頭から凄い飛ばしていてヒロインを無理やり押し倒すただのレイパーなのでマジでシャレになっていません。その時から十何年後に妊娠していたのが発覚してケジメばかりに謎のロシアンルーレットをやるという自己満足極まりない最悪の暴挙にでるという意味不明な行動にも全く共感はできませんね。当時の本宮ひろ志先生は大分疲れていらしゃったのでしょう。断じて田中角栄はこの様な方ではありません(笑)
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鉄馬完を読んで
2007年12月4日
鉄馬完という小作人の子が、成長しつつ名を成していくという話。この種の根性ものの物語は、登場人物がだれであっても達成されていく過程の爽快感である。苦しみに耐え、更なる苦しみにも耐えていきつつ、事が成就されていくという、現実にはできない行動に読者の空想感を満足させてくれるのだろう。反面、読む者の年代により、暴行が相手の生命の限界を超えるような場面でも、それが空想であるとは考えず、人間として当然に耐え得る範囲だと思うところに心配もある。ともあれ、この本を読みながら「個性を伸ばせ」、「自主性を高めよ」と一時よく言われた言葉を思い出した。それによって、何のためにそうするかも教えないまま、ただ自己中心的な人間育成をしてきていたことも、である。「思想信条の自由」ということであるために「個性も自主性も社会に還元していくためである」と踏み込めないでいる大人の責任は重い。鉄馬の獄中立候補が、勇介のために戦ってくれという高子の願いをいれて、小作人のために戦うという動機のややこしさの中に、自己中心的な影がある。
鉄馬
2023年7月7日
終わり良ければ総て良し、それで「完」と名前になった。
貧困の小作人から政治家までの波乱の人生は面白いです。
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本宮氏らしい作品
2008年2月12日
ある男が小作人から代議士にまで大出世する物語です。本宮氏が描く典型的な男で、この作品がサラリーマン金太郎のアイデアの元になったと勝手に予想しています。面白いですから読んでみて下さい。オススメ!
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