2017年頃Twitterで話題になっていて、数話見た時は横嶋さんのパートナーへの条件がすごく突飛で現実離れしてるように思え、私も『こんなんじゃ無理じゃないか…』と思っていたうちの一人でした。
しかし、自分語りになってしまいますが、7年付き合った彼氏との別れをきっかけに鬱病になり、体を一切動かせなくなり引きこもりになり、自分自身のことに向き合ううちに、田舎の家父長制に自分の女性性と子供の心をぐちゃぐちゃに傷つけられていること、そのせいで自分は存在価値がないとか、生きていてはいけない等の強い自己否定感があることなどを知り、傷と向き合っていき、数年が立とうとしている時にふと、そういえば横嶋さん、相手見つかったのかな…と気になって漫画を買いました。
当時はあまり受け入れられなかったのですが、それは横嶋さんが悪いのではなく、私がとても傷ついて歪んだ認知を持ち合わせていたからだと思います。
横嶋さんは毒親育ち…（なんて勝手に人様のお母さんを毒親と決めつけるのは失礼ですが、ここではそう呼ばせて頂きます。子供返りした、変にピュアで憎めないお母さん、そしてその母親の旦那役をやってきたこと、私ととても似ています）にもかかわらず、経済的精神的に自立していて、キャリアウーマンなの、本当に素晴らしく立派な方だと思います。
今、横嶋さんが自分を貫き、自分にぴったりな幸せの形を選んでいく過程を応援できて、肯定的な視点で見られることは、私にとって自分という女性に、『あなたの思う通りに幸せになっていいよ』と許可してるのと同じ事なんです。
なので本当に、有り難いです。
当時はめっちゃ叩かれたと思うけど、それでも自分のために突き進んでくれてありがとう。自分を幸せにするところを見せてくれてありがとう。そしてこうして漫画という形で残してくれてありがとう。私も、必ず幸せになります！！
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