佐伯の冷徹な心を動かしたのは一流の真剣で一途な想いでした。それまでは冷たく佐伯にあしらわれたり一回限りの相手同様に関係をもとうとされたり、切なくなるくらい想いを傷つけられていた一流でしたが、それでも揺るがなかった‘好き’が佐伯に届き、番外編では幸せそうな2人を見れてホント良かった!!「来なさい!一流」っていう佐伯の言葉に私も行きそうになりました。
番外編では一流の同級生で佐伯とも一度関係を持ったことのある中嶋と佐伯の家政夫である矢島の話。
佐伯とは違った意味で変わり者な矢島が気になる中嶋ですが、自由気ままに遊び歩いてきた自分が一個人に執着することに不安を感じながらも矢島が気になって仕方がない。
バカ丁寧な口調と無表情さから矢島の考えていることが読めませんでしたが、実は…っていう矢島の意外な面も知れてこれはこれで良かったと思います。
‘シマシマコンビ’って、ほんとセンスないッス。