田村由美先生は昔からファンです。本当にハズレがない作家さんですが、中でもこれは代表作の一つになるのではないでしょうか。BASARAやセブンシーズなど時代物や非現実的な舞台を描いてきた田村先生が現代のいろんな問題を整くんに喋らせてくれているのですが、これがまあ一つ一つが胸に刺さる、刺さる。特にいじめの問題や、子育てのことなど。そのほか日々の生活で生まれがちな小さな不満なんかも拾い上げてくれるので、一冊読み終わったあとに何だか贅沢な時間を過ごせた気分になります。
一巻のあとも続きが待ち遠しかったですが、二巻の続きも気になる!
綾野剛さんあたり主演とかで、ドラマ化とかしないかな〜ってちょっと思っています(笑)