ネタバレ・感想あり華本さんちのご兄弟【完全版】のレビュー

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オススメです
2020年3月5日
昔の本も持っていますが、未収録の2篇目的で購入しました。バイク愛が詰まった少女系漫画という珍しい?作品です。
バブルの始まりの頃の懐かしい風景と大学の研究室でバイク談義をしていた頃を思い出します。
ライダー男子にも受けの良かった作品でした。
オートバイが主人公のよう
2023年2月26日
一家の飼い猫主体の話も挟みながら、松本家在住の華本兄弟(2、3、4男)は気づいたら恋愛に取り組んでいたという、青春物。学校物という訳ではない。
作品情報に一発で中身がおおよそ判る巧みな解説が載っているが、メルヘン作品で有名な猫十字社先生はこういう作品もお描きだったのか、と今さら驚く。50cc や限定解除、ツーリングとかタンデムとか、モーターバイクの世界に生き生きしてる華本兄弟と、彼らに飼われているミチゾーとその相手の日々が絡む。振り回され、振り回し、の恋愛模様に、その内側に抱えてる心情を見せてくれる。ちょっと若い青さが混ざり込んで、甘さ一辺倒でないところが、この作品の雰囲気を決めているようだ。うじうじしないが、ハッキリとカタを付ける場面で見せつけることもない。そこが作風といえるし、これらはこういうまとまりでひと作品として構成してるのだ、と受け止めた。
中には女の子もライダーの作品があったりと女子がなかなかチャレンジャーな描写もあり、ビジュアルではそういう感じがしないギャップがある。(面白いギャップでいいと思った)
「みゃんかの話」では、飼い猫ミチゾーと野良猫の、住む世界を越えたロマンスとみゃんかの日常が悲哀を出していて、ミチゾーとみゃんかのこうしたターンがあったのが、兄弟3人の恋だけで編まれてないのが、寧ろ良かったんだと思った。
意外でした~
2024年2月21日
猫十字社先生の、この手のタイプの作品は初めて読みました。
「金の鯛やき 銀の蛸やき」(桜彦【四男】)、「な、泣きそベイビー」(蝶太郎【次男】)は恋愛物で良かったです♪ 「ミチゾー、この愛」「みゃんか」は先生らしい作品だな~と思いました。 毎日無料で最後まで読めます。
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