4巻まで。
最初、国八分法とあるが、ぜーんぜん意味わからん。
法律自体はわかるけど、趣旨であるいじめ対策というところの手段として全く不適当。
様々な利害関係の調整である法律を安易な設定、キャッチーな感じで深く考察せず、さらにはその説明もしないで理不尽に進める。
そりゃ不快に思う人が多いのも当然。
で、☆4。
というのは、法の運用をストーリーとともに考えたら意外と面白い。
言い換えると、法の守り方、これアリ?無し?こうすれば良いんじゃ?これ出来る?とか、おーなるほど、とかそういう見方で読んでたら面白かった。
そして、そのライン(やれる事の範囲)が分かると、次に来るのは何を選択するかということ。
こちらがこの作品のメインテーマなんでしょう。
グレーゾーンまでやれるとしても、やるかどうかはまた別の話で葛藤と決断、そしてそれに至った心情。
法の妥当性を問うのでは無く、これらの苦闘を読む漫画だと感じました。
個人的に法律が絡むと結構ドライに読みます。
でも、そんな見方しててもぶっちゃけズシリと刺さりましたよ><。
だから、最初の入りをもうちょい綺麗に論理立てていれば、もうちょい評価も良かったのかなとも思う。
理不尽さを強調するにしてもさ。
でも、酷い話は必然だから大して変わんないか。
30%オフじゃなければ買ってなかったけど、続巻は定価でも買うと思う。