お兄ちゃんがめっちゃイケメンで強引な感じが個人的にはすごく好きでした。
しかし義妹を好きになってしまったからといって我慢期間の距離の取り方が極端すぎて笑いました(笑)
親が思春期だからね〜って済ませてましたが、まぁある意味合ってるのか?w
手を出さないよう我慢して距離取ってたと思えば偉いですが、結局ハジメテなのに野外で手を出してるのはどうかと…その後自宅でヤリまくりなのに、自宅で優しくしてやれよと思ってしまいました。
この作家さんは遊び人だとか、処女に優しくないシチュエーションが好きみたいなので、それを考えるとお兄ちゃんの愛がとても深いのは良かったです。
個人的にはもっと若い頃の複雑な感じのお兄ちゃんが見たかったです。
今でも充分複雑ですが、こんなに義妹のこと好きなくせして、同じ大学に来なかったらこのまま無視してたのかな〜と思うと…なんだかなぁ。
別の男と少し話してたの見ただけでブチ切れてたくせに、じゃああのまま無視し続けて愛由が彼氏とか連れてきたらどうしてたの?と思いました…。
どんな道を辿ってたとしてもどの道我慢の糸が切れて手を出していたんだろうな、お兄ちゃん(笑)
それならお兄ちゃん大好き!な状態の義妹と平和に両想いになってくれて良かったです。
その後普通にシスコンで有名になってしまってるらしい兄にはびっくり。サークルで話しかけんなよとか言ってたくせに、くっついたら即妹だとバラして溺愛してるのか…。知らぬ間に進んでいく設定には少し置いてけぼり感を感じました。
まぁ短編なのでそこら辺は仕方ないですが、もっと丁寧に進行する長編で読みたかったです。
そしたらもっともっと面白くなっていたはず。
くっつく前の悶々としたお兄ちゃんももっと見たかったですし(笑)
続話で出てきた先輩が気になるというレビューもありましたが、あの人は常に目立ってた後輩の冬琉が実は義妹と付き合ってると知って、何ソレ面白い!とからかいたかっただけだと思います(笑)
遊び好きのチャラ男なだけだと思うので愛由のこと好きなわけではないですね。楽しけりゃそれで良かったので、脅されちゃもう出てこないでしょう。
それよりも愛由に気があった裕介くんがあっさり出なくなった事の方が気になります…不自然。お兄さんが怖すぎて諦めたのかな(笑)
兄とくっつく前に告白くらいまでは頑張って欲しかったです、裕介くん。