ネタバレ・感想あり我が名はネロのレビュー

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歴史絵巻♦
2018年3月20日
大ローマ帝国史上、まー、色々やらかした皇帝がいたわけですが、最も有名処の1人⚡ネロの人生を、架空人物絡めて描いたcomic♦♦♦
ロボバトルcomicの金字塔『ガンダム』や、神話ファンタジーの傑作『アリオン』のセンセーですから、そりゃもう愚かな『人間』ネロを、鮮烈に、活き活きと描ききってると思います❗思いますが。。。。。人類史上でもソートーいっちゃってるモンスターmamaアグリッピーナのトコはマダいいとして、肝心要の、ネロの複雑な人間性描写が、今イチ日本人寄りで甘かったかも⁉😓😓😓
日本人作家様ですから当然と言えば当然なのですが、代表作が素晴らしいソープ オペラなダケに、ちょびっと残念。。。
押しも押されもしない大御所中の大御所ですし、ココはドーン‼と構えて、古代ローマの壮大なる栄光と狂気を、キッチリしっかり描きこんで頂きたかったです💨
マトモに絵面で描いたら、確実に禁書扱いでしょうけれど(笑)💦💦
そこ考えると、70年代に『MW』を出版なさった手塚センセは、やはり偉大でしたな👑
色々問題アリアリなシーンを、本当に達者なクレバーさで、上手に、スタイリッシュに、comicとして成立なさってました♦♦♦
史実には無いキャラの目線投入で、かなりオブラートに包んだ表現が多用されてますから、キリスト教的モラルが浸透した現代ッコの、古代ローマ史入門編としては、素晴らしい出来と言えましょう‼
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作家名: 安彦良和
ジャンル: 青年マンガ 歴史 / 世界史
出版社: 文藝春秋