ネタバレ・感想ありありがとうって言えたならのレビュー

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瀧波さんのファンなら買って損なし
2022年4月24日
江古田ちゃんからの読者です。江古田ちゃんに、この漫画に出てくる、お母さんとお姉ちゃんも描かれていたので、ファンなら知ってる存在だと思います。看取るという事はフィクションみたく綺麗なだけではいかなくて、ストレスもあって当たり前、でもそんな看取りをコミカルに瀧波さんの漫画で教えてくれるような作品です。少し笑えて、泣けます。看取に正解はないと思います、だから瀧波ユカリさんは瀧波ユカリさんで、正解なのです。
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お値段以上の価値のある内容
2020年7月15日
初めから最後まで一気に読みました。最後の方は涙がとまりませんでした。私の母も気丈で昔から気高く、半介護状態になった今も変わらずで、それに対して私がイライラし、優しくできず反省したり、何故母はこんなに頑ななんだろう、と思いながら、お世話できるのも生きてくれてるからこそ!と自分に言い聞かせ頑張ってるのですが、この漫画を読んで、いわゆる母親像じゃないのはうちだけじゃないんだ!と楽になりました。又、本当に最後まで悔いのないよう頑張ろうと思いました。作者さんのお姉さんがすごいなー、と感心。。
母がいなくなることを考えたら涙が止まらないのですが、この漫画を読んでだいぶ気が軽くもなりました。また、何度も読み返すと思います。この漫画を書いてくれた作者さん(ファンなので他の本も全部読んでます)に感謝します。
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もう一度母親に会いたくなりました
2018年7月13日
読んでいて悲しくなる本ではないです。
私自身、一年程前に母親を癌で亡くし、なんとなく無気力だったときにこの本に出会いました。
母親の看病や死を美談や綺麗事で上手くまとめられてる本が多い中、この漫画にはそれがなかったです。
何度も読み返して笑ったり泣いたりしています。
感動!というより共感です笑

母親が癌になるまで癌の治療や看病はドラマや小説の世界のこと。
余命を宣告されたあとも最後にはきっと「ありがとう」って言ってくれるんだろうなあと疑わずにいました。
が、実際はそれどころじゃない。
なんか思ってたのと違うぞ!?実際は母は不機嫌にも我儘にもなるし看病〜葬儀までとにかく面倒なことが多くかなり体力、気力勝負でした。


周りの友人に話しても独身を謳歌し、恋に仕事に忙しい私の世代だと頓珍漢な答えが返ってくるばかり、、泣
特に悩んでいた言葉は
「親は子供の幸せを願うものじゃないの?」というような類の言葉。
子供の幸せを願ってるんだから辛くても我儘言うわけないし、看病は病院にお任せして自分のことやんなよ!みたいな、、
そうもいかないんだよーまあまあ難しい性格の人なんだよー治療も大変なんだよーといっても理解されず、、
お母さんは最後まで優しくて気丈!みたいな一般論や理想論と自身の看病でギャップがありすぎ悩みました。

母親の亡き後、私が考えすぎだったのか?母親は私のことを大事に思ってなかったのかな?など色々考えましたが、この漫画を読んで客観的に、「お母さんが一番大変だったんだからそんな娘にまで気を使う余裕なんてないよなあ、、そりゃ我儘にも不機嫌にもなるか」と思えました。
なんとなく腑に落ちたのです。
もう一度お母さんに会って、「大変だったね〜」って話したくなりました。
綺麗事ばかりの言葉だったらこんなに共感できなかったかもしれません。

大切な人を看取った方。看取ったんだけど思ってたのと違ったって方。看病してるんだけどもう色々限界だ!って方。
そんな方たちに是非読んで欲しいです。少しだけ心が軽くなります。

この漫画を描いてくれた瀧波ユカリさんには感謝しかないです。
素敵な漫画をありがとうございました。
親との別れ
2018年3月14日
母親がすい臓がんの末期であることが発覚してから看取るまでが漫画で描かれています。
すい臓がんは自覚症状が出にくく、発覚した時には余命1年という状況がありえる恐ろしい癌です。
友人の母がすい臓がんで闘病中ですが、この漫画を読んで涙が止まりませんでした。
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とてもリアル
ネタバレ
2018年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 滝波ユカリ作品の魅力的なギャグは全く感じないですが
ガン闘病記やそれを看取る人の参考に良いです
ガンからの回復はされないのでご自分がガン闘病中の方はある程度気持ちが安定してから購読された方がいいと思います
私も乳ガン闘病中なのでガン闘病ものが読みたくて購入しました
作者の母を美化せずありのままの描写で描かれているためリアリティーがスゴいです
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お姉さん
2022年3月5日
がんの母を看取るまで。
看護師とはいえお姉さんにばかり負担がかかってしまっていて、その上お母さんからはきつくあたられて本当に気の毒でした・・・
そのせいで作者のターンは甘えにしか思えず。
お兄さんは空気だし。
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作家名: 瀧波ユカリ
出版社: 文藝春秋
雑誌: 文春e-Books