ネタバレ・感想あり曽祢まさこ短編集 ブローニイ家の悲劇 完全版のレビュー

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懐かしさのあまり購入。
2019年1月3日
この頃の、この作者の洋物が好きでした。

この物語は、本当に文字通り悲劇。両親や祖母が酷すぎる。末っ子のヒロインへの愛が救いか。

他の作品も、心の闇、すれ違いの為の悲しい話が多い。
ホラー
ネタバレ
2021年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ホラーもの。
成長が止まってしまう子が疫病神だから森へ捨てるまではまあわかるとして、なんで戻ってきちゃったんだ。
墓まで差別されて可哀想。
短編集
2020年4月12日
「ブローニイ家の悲劇」→ロビンは屋敷の裏手の深い森に住む美しい少女に出会います。そして数年後、その少女に似た子が屋敷にやって来ますが……。ブローニイ家が殺したマリア。異質な者は排除される運命?
「秘密の小箱」→子供の頃、見知らぬ男性を殺してしまうわかな。成長してしった真実は……。哀しい結末。
「琥珀色の夜」→全寮制の女子高生・エマ。物静かで綺麗ながら謎のオードリィ。寮で起こる盗難と殺人事件。彼女が壊れた背景がよく分からず。
「忘れられた教室」→旧校舎で友人はロミオとジュリエットのごとく心中。未遂で終わるはずが……。
「夢見る教室」→誰かの視線を感じる教室。そして教室内で起こるいじめ。教室の復讐??
「死霊教室」→広子は時間を潰すため教室でうたた寝。すると違う世界へ入り込んでしまい……。価値観は古いですが、最終的には和解?
「風の墓標」→静養しにホテルへやって来たリロイたち。そこでそりの合わない同級生・アルビンと出会いますが……。不幸で可哀想なアルビンでした。
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作家名: 曽祢まさこ
出版社: ゴマブックス