ネタバレ・感想あり曽祢まさこ短編集 氷の城 分冊のレビュー

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大好き
2024年6月19日
曽祢まさこさんの漫画大好きです。シリーズは別としてこれは少し長めのお話ですが、やはり曽祢さんです。ありきたりなストーリーなはずがありきたりじゃなくなって不思議に引き込まれます。オススメです。
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冬がテーマの3作なのかな?
ネタバレ
2022年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「氷の城」…親がいなくなり親戚の家で居候するしっかり者のジュリア。彼女をこき使うおばはもちろん、おばの弟もジュリアが欲しくて優しくしてくれるので、気が休まる事はなく。アローの母親は自分の病弱さを盾に彼を束縛し続け、追い詰め…逃げるように家から遠い高校に入ったアローはその町でジュリアと出会います。2人とも、親の無償の愛情を受けられなかったという所では同じ境遇とも言えると思います。アローが母親の死によって解放されたのは、母親の気持ちを理解し寄り添ってくれるジュリアのおかげで、そうでなければずっと囚われたままになったと思います。
「ふたりの街角」…そんなラスト有り?と思ってしまいました。自分だけ区切りをつけてキッパリ身を引いたけれど、相手の気持ちは無視だし、その後再会するとかも無し?ちょっとモヤモヤが残ります。
「冬色のロマンス」…すごく冬らしい、可愛らしいお話です。童話を信じ、雪で女の子を作りお嫁さんにする!と張り切る幼いテディ。雪の女の子に似たレナがそこに現れて、その子が自分のお嫁さんだと確信します。…その気持ちのまま大人になったのに、なかなか思いを伝えられないテディの背中を押したのは、レナの素直な言葉でした。雪の中の結婚式は2人らしくて良いです。
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どれが好きかな?
2020年9月9日
私が好きなのは最後の雪の子レナちゃん。ふたりのロマンスにがんばれとエールを送りたいです。
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作家名: 曽祢まさこ
出版社: ゴマブックス