ネタバレ・感想ありみやこ美人夜話のレビュー

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フワッとした中に芯がある
ネタバレ
2020年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第二夜がとりわけ素敵。芸者さんと山登りというおよそ結びつかないイメージが不思議に融合していて、素晴らしい読後感が残ります。京言葉の和服美人たちは一見柔らかだけど、凛とした芯を感じます。この作家さんは、タイトルページのデザインが綺麗に描かれていて引き込まれることが多いのですが(例えば、『包帯少女期間』の寝屋物語、卒業旅行とか)、この作品でも目次や扉絵などのちょっとしたデザインが可愛くて、嬉しくなってしまう。
京都 着物美人
ネタバレ
2020年2月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 京都の着物美人が何人も。舞妓さんから芸妓さん、そしておかあさんになって、時々で見る夢の話が深くて面白くて。他の話もそれぞれ楽しみましたが、着物の話だけにちょっと帯が残念なところも。
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むむむ
2025年2月15日
こういう人を惹きつけるオーラがある人っていますよね。美人もそうだけどなんかあるっていう人。なんでだろう。
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これはイマイチ^^;
2020年11月15日
連作短編集。
京美人・京都弁・和装・茶色インクと雰囲気は好きなのだけど、出て来る題材も好きで入り込もうとすると擦り抜ける感じ。不思議な話だから情緒を消してるのかな。表紙のミヤコさんは第1話と第5話しか出て来なくて、東京から来た不憫な長田君がリベンジ出来て良かった。ミヤコさんはクールに見えてそうでもなくてじっとりと意地悪な人のイメージなんだけど^^;
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作家名: 須藤佑実
出版社: 祥伝社