ハーレクイン特有の勝手な勘違いによるすれ違いは嫌いじゃないので購入しましたが、読み進めれば読み進めるほど、ヒーローの男にイライラしました。
特に最後、ヒロインが従兄弟の彼女ではないと分かった途端、「実は…」と、あれよあれよという間にこれまでの気持ちを話し始めた時は、「なんて都合のいい男…」と思ってしまいました。
勘違いしたままだったら、自分の気持ちを伝えていなかったのかな…?
私としては、本当のことが分かる前に自分の気持ちを告白して欲しかったです。
ヒロインも、ヒーローに冷たい態度をとられて、その都度傷ついていたのに、それでもなぜこの男のことが好きなのか、ちょっと理解に苦しみました。
特に、バージンの件は結構ヒドい仕打ちをうけたと思うし、女の人からしたら、勇気がいることだったと思うんだけどなぁ…。
絵は好みでした。