ネタバレ・感想あり壁ぎわ税務官のレビュー

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3人の「壁ぎわ税務官」
ネタバレ
2021年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ この漫画、今から約20年前に「ビッグコミックオリジナル」に連載されていましたね。主人公の、法令に無視しているように見えて実は法令を遵守しています「鐘野成樹」、そして、気弱でおとなしくていつも主人公にいじめられています「石上正直」、そしてその彼をいつも可愛がっています彼の先輩の「桐生麗」と言う女性、この3人、悪質な脱税者には必ず「手段を選ばない大胆不敵な行動」に出ていますね。中でも、鐘野成樹と石上正直が警察沙汰になりながらも桐生麗との連係プレーでホテルの女性経営者を追い詰めたシーンはとても印象的でした。「納税は国民の義務」とよく言われていますが…。「ベルサイユのばら」でも、貴族たちが一円の税金も支払わずに貧しいフランス国民から膨大な税金を徴収して贅沢三昧の生活をし、その挙げ句の果て、彼らはフランス革命で断崖絶壁へと追い込まれ、次々とギロチンにかけられましたね。ですから、僕たちが暮らしています日本も、貧しい国民の税金を減額し、富裕層から多額の税金を徴収することこそが「義務」なのではないでしょうか?
窓辺サン?かと思いきや!!!
2016年4月13日
テレビドラマにもなったあの窓際さんと呼ばれるものの原作かなーと思って読み始めましたが、なんと人柄は全くの別人(笑)
登場人物は滞納した税金を徴収するオッサンと新人くん、それに滞納者と彼らに係わる人々。
実録モノではないけれど「ナニワ金融道」や「カバチタレ」などが好きな人なら好きな作品かもしれません。
窓際のイメージ崩壊(笑)
2017年1月13日
気弱で頼りなくて…という窓際のイメージに全くあてはまらない鐘野と、鐘野に振り回されっぱなしの熱血新人石上が、でこぼこコンビでおもしろいです。
スカッとしたり、人情にグッと来たり、単調ではないストーリーで飽きません。
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