前に他作品を読んでちょっと気になっていた作家さん・・・10話でまだ完結じゃないけど、思わず読んでしまった・・(^^;
親にも周りにも虐げられてきた幸薄い少年に、独り者のヤクザなオジサンはよく似合う・・・あんまり明るいお話しじゃないし、画はあんまり上手いとも言えないんだけれど、何故だか気になって仕方ない作家さん。
家無しでウリをして稼いでいる愁が、ヤクザの不破さんに拾われて、段々愛情が芽生えていくのですが、2人の気持ち(主に愁)を丁寧に繊細に描いていて切ない気持ちになります。愁の見た目も儚い感じが良く出てて、18歳設定だけどもっと幼く見えます。訪れる幸せさえも小さくて儚げで、消えてしまいそう。まだお話しは続きますが、あんまり可哀相な結末にはなって欲しくないなぁ・・・。