このレビューはネタバレを含みます▼
戦争のお話。
1978年に初版のものを昔、読んだのが最初でした。
その頃はまだ戦争って嫌だな、
良くないよね、くらいにしか思ってなかった。
今になってこれを読むと、手塚先生、未来日記でも、
書いていたのかなという位、内容が恐ろしい。
人間の浅ましさや欲望が戦争で浮き彫りになる。
誰と誰が戦っているのか、これを読むともう、
分からなくなるくらいのことが描いてある。
だって、ひとりの同じ人の細胞から生まれた、
勿論同じ顔のミュータント(無性人間)を量産して、
人身売買、挙げ句は同じ顔同士で戦わせるという、
とんでもないことが行われるんです。
将来そんなことがリアルになるのも、
絶対無いとは言い切れないのでは。。
ただこの話はあくまでも喜劇だから、
そこまでおぞましくは描かれていないのが救い。
同じ顔の人がこれでもかこれでもかと出てきます。
手塚先生のアシさん大変だっただろうな。。
そしてラストシーンは寂しい。