ネタバレ・感想ありレッド 最終章 あさま山荘の10日間のレビュー

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あさま山荘
ネタバレ
2024年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ リアルでTV中継を観られなかった世代です。全学連が安田講堂陥落を経て、実際にトドメを刺されたのが、連合赤軍と、あさま山荘。それで日本人は革命が出来なくなった。
もともと山本直樹のファンですが、なかなかこれは出来ない仕事だと思う。彼の客観的な描き方が、時に寒気を感じさせる。ひとつの極北。
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とても良かった
2022年2月27日
ちょうど50年ということで、最近新聞やテレビでの特集が多くて興味を持ち、いろいろな本や映画などを見ました。
前の作品から続けて読みましたが、連合赤軍のメンバーが追い詰められていた状況や、あさま山荘で立て籠っていた時の状態を知るのに大変良い資料でした。
たくさんの取材に基づいて描かれていることは、いろいろな人の証言を反映させていることから、よく分かります。
身内に警察官がいるのであまり悪く言いたくありませんが、有名な警視庁の方の書かれた本を読むより、よほど事件の内実が分かりますし、とても考えさせられる良書だと思います。
ぜひ事件を知ってもらうため、若い方々に読んでもらいたいです。
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あさま山荘事件の教科書
2019年10月1日
関係者の手記を基にした、学生運動からあさま山荘事件までの集団心理が細かく描かれたまさに教科書。三部構成のうちの最終章で、あさま山荘立て篭もり事件の詳細が描かれています。
連合赤軍関係者
2023年8月6日
連合赤軍関係者の証言を、かなり忠実に表現しているのでとても興味深いです。
理想の世界を追求した結果がこれですから、人間はおろかだね
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作家名: 山本直樹
出版社: 講談社
雑誌: イブニング