ずっと気になっていましたが、読んでみたらやっぱりハマってしまい、一気読みでした。匂いに敏感な男性 名取さんに、体臭を気に入られた麻子。けれど麻子は汗っかきの体質でそれがコンプレックスでした。ところがそんな後ろ向きな気持ちを吹っ飛ばす程名取さんの麻子の匂いに対する執着はものすごく、匂いの違いで気持ちの変化も分かってしまうほど。まさにフェロモンに引き寄せられてます! 今までも匂いにまつわるラブストーリーは読んだことがありますが、男性目線の本作は新鮮で、名取さんの等身大の頑張りについ応援したくなります。二人の絆がどんどん強くなり、目が離せません。早く続きが読みたいです。温かい仲間や家族とのやり取りもほっこりし、それも楽しみのひとつです。