ありがちではあるものの、好きな設定のひとつです。人によって傷ついて、そしてやっぱり人によって救われる・・・そんな内容のお話しです。そこにBL要素が絡んで、より繋がりが深いものになっています。陰キャな藤井と陽キャな山本の友達関係は、最初こそ軽いものだったかも知れないけれど、山本が藤井を、藤井の本質をちゃんと見てくれたおかげで本当の意味での「友達」(実際はもっと深い関係になりますが(^^;)になれたんだと思うと、たった一人だけでもそんな人に出会えて幸せだなって思います。
でもそれほどシリアスな感じではなく、割と明るめなタッチで描かれているし、DKなので性には貪欲でエロ度もあります(^^;山本の友達、高木くんと宮下くんのほんのり淡~いBL話も最後に入っていて、ちょっとラブの予感?くらいの爽やかな短編がまた良い感じでした(^^