ネタバレ・感想あり異形萬乃好事屋さんのレビュー

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異形というもの
ネタバレ
2024年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本屋のバイト御厨はある日「町」に迷い込んだ。そこには死んだはずの妹がいて・・。『異形萬乃好事屋』で「ゆり戻しの異形」の帰り道をお手伝いするちょっと悲しい切ないお話です。2巻完結。
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毒親がひどい
ネタバレ
2025年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 病弱な妹が家族の中心で異常なまでに大事にされていた、主人公の歪な家族関係。

2巻まで、
主人公の親の生死は描かれていなかったので、
てっきり妹が亡くなった時に
娘を溺愛してて娘だけを愛していた両親は絶望のあまり一緒に逝ったのかと思いきや、
めっちゃ生きてたわw

両親が亡くなってた方が
主人公は安らかに生きていけただろうにってくらい、毒親だったので
(自分の生活費とか、
主人公が連日バイトしながら親に支払ってたし(下手すると高校の学費も払えと言われていそうなレベル))

そもそも、
なんでこんなに主人公は憎まれているのか謎で、まあ、謎のまま完結してしまったんだが…

親というものから、
愛されること(温かい優しさをもらえること)は、諦められる事だと認識しているので

早く自立して縁を切れたら良いのにね…と思ってしまった。

異形の町に、居場所を見つけられたのは良かった事、なのかな。
打ち切りっぽいので、
色々と気になる部分が置き去りで終わってしまいましたが、面白い作品でした。

続きが出るなら、
毒親とは和解なんて温情も無く、厳しく裁かれて欲しいなーと思いました。
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作家名: 木虎こん
出版社: KADOKAWA