イヌミソ先生のファンなので購入。
先生の十八番、受けのお兄さんのアヘ顔が見れるエロ描写のある作品が多数収録されており、描き下ろしも1話まるっとあり、ボリュームが凄いです。
かなりお得だと思います。
●外国の刑務所で、看守が囚人に襲われる漫画が2話、
●ヤクザの若頭が自分が映っているエロDVDを回収しようとすると話が、ページにして2〜3話分、
●殺し屋のイケメンカップルの話が1話
●魔女の呪いで醜い豚になった兄×美青年の弟の話が2話
●日本の一般家庭の、兄×弟(見かけは中学生くらいの美少年)が1話
●ハンター×バンパイヤ美青年の話が1話、
●描き下ろしで、セクサロイド×アンドロイド管理人の話が1話。
日本の一般家庭の兄×弟の話のみ、受けがショタっぽいですが、それ以外はだいたい適度に引き締まった体で、筋肉のついた美しいお兄さん達が受けです。
ただ、この先生の描くショタはかなり可愛いということがこの本で分かりました。普段はショタ受けに興味ない私ですが、この本のショタ君はかなりハマりました。
又、漫画はエロ描写に力が入っていてエロいです。
が、私はストーリーもちゃんとあると思います。
何話かは、けっこう哲学的な話だなと思いました。
ファンタジーの世界観で、攻めが豚の怪物みたいなものもあり、明らかに一般ウケが悪そうな題材にも挑んでいます。
又、この先生の描くキャラクターは独特のおちゃめさがあり魅力的です。
絵は、リアル系で筋肉など綺麗に描かれてます。
先生は時期により絵柄の変動が激しいところがあり、
私は先生の代表作の「ダークネスハウンド」の連載開始当初の、高過ぎる画力の絵に惚れ込んでファンになりましたが、その後、リアル系になり、近年では頭部や体にデフォルメが出てきて頭身が少し小さくなった気がします。
この辺は読む人の好みによるかと。
この一冊見ても、絵柄にばらつきがありますが、私は、看守の話の1話目と、殺し屋2人の話と、豚の兄弟の話、ショタ君の話あたりの絵柄が好みでした。
色々書きましたが、戦う男のBLを描かせたら世界一の先生だと思っており、新作を凄く楽しみにしているので今後も待ち続けます!