ネタバレ・感想ありクローディーヌ…!のレビュー

(4.2) 6件
(5)
3件
(4)
1件
(3)
2件
(2)
0件
(1)
0件
悲しい物語
ネタバレ
2024年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性同一性障害の麗人・クローディーヌの全てを捧げるような情熱的な恋心が印象的でした。見ている限りクローディーヌは最高の恋人だったと思います。それなのにこんな裏切りってない…。クローディーヌの恋を邪魔してきたローズマリーこそが理解者で、生きてさえすればもしかしたら…と思わないでもないですが、クローディーヌはきっと生きることに疲れてしまったのだろうな…。とても悲しい物語です。
いいね
0件
男装の麗人
ネタバレ
2022年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 池田理代子先生の作品は、儚い宿命を持つ男装麗人が多いです。昔はまだまだ女性の立場は社会的にも弱く男装という鎧で自分の身を守っていたのではないでしょうか。
いいね
0件
本質を理解してくれるのは
ネタバレ
2022年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の本質を理解してくれるのは、心から愛し合った人とは限らないものですね。
ストーリーは現代ではよくある感じですが、これを1978年に描けたのはすごい。
あと絵がきれい。
いいね
0件
特に珍しくない恋愛話なので星4つ
ネタバレ
2018年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性同一障害のフランス人少女が恋愛し、悲劇的な結末を迎える話。
池田作品は、女性なのに男装する主人公が非常に多く登場しますが、女性が自由でなかった時代を経験した池田先生自身の変身願望なのかもしれません。
ヨーロッパの街並み、花や木々、ギリシャ神話風の衣装で描かれたイメージイラストなど絵がとてもきれいです。若い漫画家が描いたギャグ漫画を読んだ後は特にそう感じます。池田作品は悲劇でも絵が美しいせいか、日本が舞台よりもヨーロッパのお話のほうが惨めではなく見えます。
いいね
0件
性同一性障害
ネタバレ
2023年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ オスカルやユリウスと違ってこちらは完全に性同一性障害。
しかし自分を愛してくれる女性には心惹かれず、愛した女性は自分の兄に心変わりされてしまうと言う悲劇。
いいね
0件
不完全?
2021年12月1日
読み切り108P。紙の発売は1978年。自分の事を男だと思っている状況で、精神科医の元を訪れた母とクローディーヌ。
そして何度か女性に恋をしますが、引き離されたり、拒否されたり、心変わりがあったりと、結局誰もクローディーヌを受け入れることなく……孤独……。今だと性同一性障害になるのでしょうか?
唯一ローズマリーだけは理解者だったのに、クローディーヌは彼女の事は何とも思ってないと言う……。最期は残酷かつそれしかないだろう結末でした。父がとある姉弟両方と不倫していてまたキツい。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 池田理代子
ジャンル: 少女マンガ 恋愛
出版社: ゴマブックス