迷いに迷って評価をつけました。
とある島で暮らす、明青くんのモノローグが活きる、家族と友人たちとのドラマです。
漫画ですが、ドラマを観ている気になりました。
彼は、生まれつきの身体特性からか、傷つき失う体験が多かったからか、思うことをなかなか言葉にできない、というキャラ設定。そこに舞い込んだ1通の手紙から、少しずつ変化が訪れます。
変化の一つひとつを、時に台詞を交えて紡ぐ雰囲気がとても素敵な印象です。読みながらじんわりと温かい気持ちが湧いてくる感じでした。しかし☀5をつけるには、私には何かが足らなかったかな…。
気になった点は、作品に登場する黒電話なら、電話線の構造が違うんじゃないかと…いう違和感が強い。設定された生活環境なら、話の展開上で描いたんだろうな、って所だけでした。
プッシュ回線が導入されてからでも、あの接続方式で黒電話を販売してたっけ?