タイトルごとの短編6作品です。
1話目は、事故に遭いながらも、もう一度走りたいとがんばる陸上選手倉科くんと、弓道部・伊那くんとのストーリー。
2話目は、なかば隠遁生活の画家と、施設を逃げ出したアルビノの少年ユキくんとの偶然の出会いから始まるストーリー。
3話目は、親友に告白されてもピンとこないウブで天然な沖永くんと、藤枝くんとの高校生ストーリー。
4話目は、死期の迫る母親に、気付かれないように明るく振る舞う篤くんが、傍にいてほしいと願った、年上のイトコ忠行との1話。ストーリーの最後に二人のその後が描かれていて、幸せな読後感😶
個人的にこういう展開大好きです。
5話目は、健気な新人くんと、ノンケの先輩とのリーマンストーリー。
6話目は、別荘管理人の両親を事故で亡くした映くんと、その別荘の主人で作家の益城とのストーリー。
どの短編も愛あるストーリーなので、読み終わるとほんわか気分になります😶。
時々ポイントに比例しない作品に当たりますが、この作品もそうだと思います👍
この作家さんの作品のなかで、個人的に好きな短編集です😃